本日は、買物&探し物で博多までやって来ました。ここに来れば、お昼はもうラーメン確定。それ以外の選択肢はありません。そこで今回のばるすーの福岡ラーメン紀行、ターゲットは福岡豚骨の有名処、博多一幸舎です。
こちらは、国内はおろかアメリカ、カナダ、ブラジル、中国、シンガポールなどなど海外にまで手広く店舗展開しており、まさにワールドワイドなTonkotsu Noodle Shop。元祖泡系と自らウリにしており、またもギトギト系なのかとウンザリ躊躇しますが、 ここは先入観を捨て去りまずは突撃です。
到着は、開店時間と同時の午前11時ちょうど。先客は6人、ほぼ待つことなく入店です。かなりの行列店であることは知っていましたので、開店直後とはいえこれはラッキー。入ってすぐの券売機で普通のラーメンを購入します。
店内は明るく、どことなく垢抜けた雰囲気。席はカウンター7席、テーブル8席分。店員さんの出立ちは、男子は黒Tに黒三角巾、女子はピンク柄で同スタイル。
いつものごとく麺の硬さを聞かれましたので、はいキタとばかりに声を張って(ホントは震えるような小声で)普通をチョイス。他のお客さんはカタ、カタ、カタ×∞。もうカタと答えなければ命が狙われると脳にインプットされているとしか思えません。
チケットを見ると、博多一双で見かけたB・K・Yの3文字がここでも。いったいこれはなに? なんの暗号? と思っていましたが、先日職場の同僚からB:バリカタ、K:カタ、Y:ヤワのことなんじゃない? と言われ、「!」。すべてが腑に落ちました。
そんなことを思い出しながら、ふと店外に目をやるとすでに長蛇の列。すんでのところで助かりました。あぶねーあぶねー。
さて、ラーメン到着です。
わぉ、確かに茶色い泡あわが表面を覆っています。
じゃあ、さっそくスープから。
ず、ず、ずーん、ずい。
あ、同じ泡系でもだるまほどのド豚骨ショックはないようです。
とはいえ、少しばかり塩分が強めだなぁ。
お次は麺。
ズルリズルズルズードュワー。
細過ぎない平打ち麺で、なかなかうまいです。
チャーシューは......チャーシューというよりハムですね。薄くスライスされたハム。お味もしょっぱいハム。
やはりスープの塩分がこたえたのか、後半はお冷なしには食べ進めるのがしんどくなってきましたが、スープをだいぶ残してなんとか終了。
一幸舎は2004年創業ということで、福岡では一風堂などと同じくイマドキ豚骨*1の雄。これより後発のラーメン店は、大なり小なりこれらの店の味の影響を受けているように思います。その意味では、豚骨界に残した足跡は決して小さくないでしょう。もっとも、私自身はこういう攻撃性の高いタイプのラーメンはあまり得意ではありませんが。
ごっつぁんでした。