ばるすー の福岡ラーメン紀行、本日はここ博多だるま総本店です。
博多だるまといえば、脂ギッシュな「ど豚骨ラーメン」として名を馳せたお店かと思います。実は数年前ですが一度だけ食べたことがあり、そのときの味の印象があまりよろしくなく今回も行くことを躊躇していたんですが、今は自分のブログに感想を書くことができますので県外の方にも見ていただきたく、意を決して突撃した次第です。
お店は、繁華街から外れたちょっとした路地裏のようなところ。訪問はお昼の1時過ぎでしたが空席もちらほら。店内はカウンターとテーブル席が3つ。よく見えませんが、奥にもテーブル席があるようです。
入ってすぐ右にある券売機でラーメンと半チャーハンセットを購入。お約束のように麺の硬さを聞かれたので、お約束のように「普通」をオーダーです。
目の前にある箸立てには、麺の硬さは「カタ、普通、ヤワから選べる」とあります。別に選ばせなくていいから、一番おいしい状態のものをだしてくれればいいのに。一方で、卓上のメニューには「バリカタ、カタ、フツウ、ヤワ」とあります。一体どっちやねん?
どっち…?
どっちや……?
どっちなんや………?
どうでもいいことに目を据わらせ、一人ブツブツと呪文のようにつぶやいていると、やってまいりましたラーメンと半チャーハンセット。鼻の奥深く突き刺す強烈なとんこつ臭に異世界から引き戻され、ハッと我に帰る私。
まずはラーメンから……って、これは…なかなか……。
キっツい見た目ですね。
ど・ど・ど豚骨なビジュアル。滅多にお目にかかれないレベルです。
ちょ…、これ……。
俺…、食えるのかな……。
過去に一度食べているとはいえ、相当な不安がよぎります。
覚悟を決め、なみなみのスープを恐るおそるひとすすり。
ズ、ズズー。
ア、アレ!?
見た目かなりアレだけど、飲んでみるとそこまでギトギトじゃない!
思ったほどキツくない!
これなら食える!(そうはいっても、やはり結構濃い)
表面の泡あわしたところはヤバい感じですが、その下は意外にもドロリとしていない。
まぁ、ドロリの基準をどこに置くかにもよりますが、少なくともギトギトが苦手な私の基準と過去の印象からはずいぶんと普通な感じです(最初の印象が悪過ぎたかも)。
ただし、元ダレの味自体は強めでアタック感があります。
お次は麺。
ズル、ズル、ズルー
やや細めの麺ですが、そこまで細くなく旨味もあります。しかし、量がちと少ない。スープがなみなみと注いであるのは、替玉前提のためなんだと思います。
具材は、ネギと厚めのチャーシュー2枚のみ。チャーシューは脂身が少ないタイプで、これは好み。
最後は半チャーハン。
一口目でけっこう塩気を感じます。最初だけかと思いましたが、最後まで塩分強めの印象でした。仕上げは、しっとりとパラリの中間くらい。量は半チャーハンとしては十分。
前回、初めて食べたときは私の体調が悪かったんですかね。今回、さほどの悪印象はありませんでした。
とはいえ、食べている最中から感じていましたが、ひとくちごとに体力を削り取られるラーメンで、食後はなんだか疲れ果ててしまいました。
ラーメンと半チャーハン食べただけなんですけど。
お疲れさまごちそうさまでした。