あいにくの雨模様の中、本日のばるすーの福岡ラーメン紀行は、繁華街・天神地区の北側に位置するらあめん坊主です。とぼけたようなよく分からない屋号のお店ですが、Googleマップで見たラーメンのビジュアルはなかなかのイニシエ豚骨*1具合。これは味も期待できるに違いないと勝手に妄想を膨らませ、悪天候もなんのその、電車ですっ飛んでまいりました。
福岡市営地下鉄・天神駅で降り、徒歩にて向かいます。途中、傘がなくても平気なレベルまで雨足も弱まり、10分少々で到着。お店は木造の壁にトタン屋根のほったて小屋風。なんともクラシカルな造りです。
券売機を見ると、なんとらあめん450円!
安っ!
安さにつられ、つい一番高い煮卵のりらあめん600円をチョイス。食券を渡すと麺の硬さを聞かれたので、普通とコール。しばし待ちます。
店内は、カウンター6席くらいに4人がけテーブルがひとつの小さなもの。休日お昼過ぎの訪問ですが、先客はお一人のみ。
すると、その先客さんが替玉を注文。「カタで!」って、またかい。カタって言いたいだけちゃうんかい。憤怒に震えていると、それを鎮めるかのようにラーメン到着。
おお、このスープはいけるんじゃないか?
では、さっそく。
ず、ず、ずず、ずずず。
うまい!
これはいい。
わずかにニンニクを感じ、味が強い気がしないでもないがイケるのは確か。
お次は麺。
ズルず、ズルず、ズズズのず。
!
あちゃー、これか。
苦手な極細のソーメンタイプか。
あぁ、もったいない。
せっかくのうまいスープも、この極細麺でラーメン全体の味がボヤけた印象に。まぁ、店主がこの麺を選んでいるのですから、素人はこれ以上言うことはなし。
具材はチャーシューは小さなものが二つ、二つに割られた硬めの卵がひとつ、海苔が4枚、キクラゲ少々。
極細麺に意気消沈していると、後からやってきた私より年配と思しき男性が「ラーメン、バリカタ!」と言い放ちます。
おいおい、いい歳こいてバリカタかい!
そうやってイキるの、いい加減卒業したら? とイライラMAXに!
いや、人のことは放っときゃいいんですけど(笑)
スープがかなりうまいだけに返す返す残念なラーメンでした。
ごっつぁんでした。
*1:ここに脚注を書きます