きょうはどこへ行こうか

ばるすーでGO!

らーめん二男坊 博多本店(福岡市博多区)

 なんとかして博多(福岡市以外に在住の福岡県民は、総じて福岡市のことを「博多」と呼称する傾向がある)界隈でうまいラーメン店を見つけられないものかと毎度福岡の街を徘徊する、ばるすーの福岡ラーメン紀行。本日はJR博多駅からほど近い、らーめん二男坊博多本店へとやってまいりました。店先の白い提灯には、福岡ラーメン総選挙第一位とあります(福岡ラーメン総選挙:読売系列の福岡ローカルTV局FBS主催のもので、過去の受賞店を見ると私的に甚だ疑問符がつく)。
 こちらも結構な行列店で、昼食時間帯に普通に突撃するのは自殺行為。いつものごとく他の用事を先に済ませ、午後2時以降に向かいます。

らーめん二男坊本店。これで長男坊経営だったら怒り心頭



 到着時はカップルが一組待つのみ。これなら早いだろうとそのまま待つことに。ところが、そこからがやけに長い! どういうわけかなかなか進みません。
 やっと中からお客さんが出てきて、代わりに前のカップルが店内へ。扉が空いた隙に店内を覗くと、明らかに席はスカスカ。つまり、空席があるにもかかわらず、客を店内に招き入れていないということ。コロナ対策なのかもしれませんが、いずれにせよ店の方針なら致し方ありません。

店内はサインも多数



 カップルに続いてそのまま店内へ。入ってすぐ右の券売機で普通のラーメンを購入。カウンター席に案内されます。店内はカウンター席が6席、テーブル席が3組だったか。
 店員さんの出立ちは、イマドキ豚骨*1の正装といっても過言ではない、安定の黒Tに黒キャップ。例によって例のごとく麺の硬さを聞かれたので、威風堂々普通をチョイス。

 余談ですが、後日この記事の作成のために掲載する写真(下記掲載)を確認していると、テーブル上にあった麺の硬さレベルの一覧には、かたのところに赤字おすすめとありました(私、憤怒 →    ウソです)。

「かた」がこちらのラーメンに一番合うのなら、その「かた」をお店の「ふつう」にすべきと思うのだが



 しばらくすると、ラーメン登場。
 ぱっと見、あまりボリュームはなさそうです。
 具材はネギ、キクラゲ、チャーシュー一枚。

普通ラーメン



 では、いただきまんねやわ。
 まずはスープ。

クリーミー系とんこつプースー



 ずーずーでゅわー。

 うーん....、豚骨らしくないなぁ。

 豚骨臭を感じない、クリーミー系の甘いスープです。

麺の太さ硬さちょうどヨシ!



 お次は麺。
 細すぎないちょうどよい太さの麺。

 ズルんズルんズルズルズルん。

 うむ、うまいです。硬さもよし。

チャーシューは至って普通



 チャーシューは、薄くてぺらっとしたタイプ。お味は普通でハムっぽいです。

 食べ終えて、なんというかイマドキ豚骨のカテゴリーであろうと思いつつもそれらしい攻撃性もなく、丸く甘ったるいスープで印象に残る味ではありませんでした。
 ラーメン◯◯で第一位! って売り文句、結構いろんなところで目にする気がしますけど、むしろ下位のほうがうまかったりして、自分の好みとはなかなか合致しないもんですね。

 ごっつぁんでした。



*1:黒T、バンダナ(またはキャップ)、腕組みという三種の神器を持つラーメン店が提供する豚骨ラーメン。脂多めで強目の味であることが多い。麺の硬さを聞いてくるのが特徴