今回のばるすーの福岡ラーメン紀行は、先般お邪魔した博多ラーメンはかたや川端店のお隣にあるラーメン店きりんです。この場所は以前、違うラーメン屋さんが入っていたと思いますが、どうやら居抜きで入れ替わっていたようです。ラーメン屋さんらしくない屋号ですが、ネーミングの理由は分かりません。
到着は休日の午前11時30分過ぎ。すでに列があり、先客は3組5人。お店の人が出てきて人数を尋ねると同時に、先に券売機で食券を購入しておくよう促してきます。
メニューはシンプルで豚骨ラーメン、軍鶏（シャモ）そば、つけ麺の三種類。
最近は、初見でツボにハマる豚骨ラーメンはなかなか見つからないこともあって、今回は軍鶏そばをチョイス。
列はスルスルと進み、10分も待つことなく店内へ。カウンター席とテーブル席のさほど広くない店内は満員。食券を渡し、しばし待ちます。
ほどなく軍鶏そばが到着。
うーわ、綺麗な盛り付け。
店員さんから、途中スープの脂が浮いてくるのでかき混ぜてくれとのこと。ちなみに真ん中に置いてあるのは食用花だそう。しゃれこくって（かなりオシャレにして）ますね。
では、いただきます。
まずはスープ。
ずずずのズンズン。
しょうゆ系のスープでうまい。
マジうまい。
が、少しばかり脂が強い。口の中に絡まる感じ。さっき店員さんが言っていたスープの脂が浮いてくるとは、脂が濃いからということ？ しかし、味は間違いなくおいしい。
お次は麺。
ずるっずらっずるっ。
やや細めのストレート麺で味はいいんだけど、いかんせん硬い。福岡のカタメン文化の弊害か？ いずれにせよ、これではせっかくのうまい麺も台無しです。
デフォルトのトッピングはなんとも豪気で、しょっぱなから麺の上に軍鶏肉がどーん、別皿に低温チャーシュー、メンマ、しいたけ、味変用のわさびと柚子胡椒がバーン。
食べ進めながら、これらの別皿トッピングを逐一ドンブリにくべていきます。
普通盛でしたが別皿ギミックの効果か、食べ終えたあとの満足感は十分。
返す返す残念なのは、最後までスープの脂の強さが抜けなかったことと麺が硬かったこと。
ごっつぁんでした。
