本日のばるすーの福岡ラーメン紀行は、福岡市中央区にある中華そば店・寿限無(じゅげむ)へとやってまいりました。場所は、福岡市営地下鉄七隈線の渡辺通駅で下車して徒歩7分程度、表通りから少し入った静かなエリアにあるビルの1階。うだるような酷暑の中、むさ苦しいおっさんが風呂にでも入ったかのような滝汗をかきながら到着です。
今回こちらのお店を選んだのは、はてなブログでいつも拝見している方のラーメン記事を目にしてのこと。
到着は平日の午後1時過ぎでしたが、カウンター6席のみの店内は満席なれど待客はお一人のみ。先に小ぶりな券売機で食券を購入するようです。
ラーメンは中華そばのみのラインナップ。あとはトッピングで差別化。サイドメニューはご飯、そしてミニ豚丼等。
店内に流れるのは、邦楽流行歌でもなければ洋楽ポップミュージックでもなく、ひたすら落語。ただただ落語。壁に貼ってあるものも落語に関するものばかり。ネット情報ですが、なんでも店主が大の落語好きだとか。なるほど、だから屋号が寿限無(古典落語の代表的な演目)なわけですね。
10分も待つことなく席が空き、先客の方と同時に着席。
そしてほどなくラーメン到着。
げろ! また例の深い造りのドンブリかい! 非豚骨系だとこのタイプが流行ってんですかね? もうこれ食べづらいから嫌い!
肝心のラーメンはと言えば、具材はネギ、チャーシュー2枚、メンマ、ほうれん草、そして🍥。
では、いただきましょう。
まずはスープをば。
ずず、ず、ず、ず。
おっ、口に含んだ瞬間、10数年前に東京池袋で食べた大勝軒を思い出しました。出汁がよくきいた醤油系のスープです。
お次は麺。
ずるずるずるのズルりんぱ。
うむ、太めの縮れ麺でこれまた大勝軒を連想。
そんなに何度も東京で中華そばを食べたわけでもありませんが、これは関東の人が好む味じゃないかと勝手に推察します。
そしてチャーシュー。これがクッソ分厚い! オーバーに言えば、ブタの角煮に近い感じ。味もヨシ!
それにしても、ドンブリが深いせいかスープの量がハンパない。すべての具材と麺を食べ終えてなお、余りに余っていました。
完成度の高い中華そばで、なかなかうまい一杯でした。
ごっつあんでした。