ばるすーの福岡ラーメン紀行、今回は博多の街を徘徊していてたまたま見かけたこちら、麺屋たいそんです。
ええ、もう屋号から丸分かりですが、どう考えてもイマドキ豚骨*1です。どこからどう見てもイマドキ豚骨以外の何者でもないでしょう。これで私好みの激ウマなイニシエ豚骨*2が出てくるようなことがあったら、そのときは私、頭を丸めます。
ネットで調べたところ、たいそんという屋号はマイク・タイソン似の店主ご自身のニックネームからとのこと。てっきりラーメン界のヘビー級チャンプを目指して付けたのかと思ってましたが、ハズしました。
場所はJR博多駅から徒歩10分ほど。大通りを外れた静かなビジネス街の一角にあります。平日の午後1時30分の到着でお客さんの入りは半分程度。御多分に漏れず、店員さんは黒Tを始めとした全身黒ずくめ。やっぱりね。
さっそくメニューを拝見。ラーメンは3種類で濃厚豚骨、屋台豚骨、赤辛豚骨とあります。ギトギトは苦手なので、あっさりと書いてある屋台豚骨を迷わずチョイス。この手の店ですから当然のように麺の硬さを聞かれたので、こちらも当然のように「普通」とコール。しばし待ちます。
店内はカウンター数席と4人掛けテーブルが4つ。壁にはいくつかのサイン色紙が貼ってあります。奇をてらったところもなく、至って普通のラーメン店の出立ちです。卓上には小さな壺に入った無料の辛子高菜も。
そうこうしているとラーメン到着。
うわ、また苦手な深ドンブリだよ。
では、さっそくスープから。
ズズズ、ズズズい、ず・・・・・・?
・・・・・・
濃ッ!!!
イヤァァァァァァァァ、濃すぎぃぃぃぃぃぃィィ!
いやいや、これであっさり屋台味ってか?
コレは(私にしてみれば)十分ギットギト。
飲んだあとの〆に屋台でこれが出てきた日にゃ、その日飲み食いしたもの全リバース確定だろ!
気を取り直して、お次は麺。
ずずず、ずるずるズルー。
これはいい。
細過ぎない適度な太さ。普通にうまい。
続けて分厚いチャーシュー。
これもうまい。
炙りが入って香りもいい。ただ、脂身が少し多いな。
さすがにスープを飲み干すことはできず、そこそこ残しました。
ハッキリした味で、この系統のイマドキな豚骨が好きな人には人気があろうことはよく分かります。しかし、私にはちょっとキツすぎる。
メニューにはあっさり豚骨とありましたが、いったいどこらへんがあっさりなのかと。さらに濃い濃厚豚骨を食ったら果たしてどうなることやら、想像しただけでも空恐ろしい。
ということで、ごっつぁんでした。