このところやけに温泉づいているロンリネスなおっさん一人。きょうもきょうとて、温泉三昧のために大分県の日出町に向かってクルマを飛ばします。
今回の昼メシは、道中の大分県豊後高田市にあるこちらそば処響(ひびき)です。
豊後高田市は、「昭和の町」と称して市内に残る古い商店街などの町並みを活かした観光振興に力を入れており、ボンネットバスを運行したり古い車を集めてちょっとしたミュージアムにしたりするなど、ほかにはない取り組みをしているところです。
同時に蕎麦もウリにしている町でもあり、今回お邪魔するそば処響は店主が俳優の石丸謙二郎氏の実兄とのこと。
高田城址のすぐそばにある古びた民家をリノベーションしたと思われる店内へずずいと入り、さっそくメニューをパラリ。
今回は、二八そばの中から軍鶏(シャモ)そばをチョイス。しばし待ちます。
店内はカウンター4席と板張りの座敷、ほかに個室らしきものもあるようです。
蕎麦を待っているとおっさん3人連れが来店。なにかの接待のようで、主賓と思しきおっさんは講師か芸術家か、ロン毛のチョンマゲにヒゲ面のいかにもな風体。対する接待する側のリーマンおっさんは、えらく気を遣っているようでお気の毒。
彼も心の中ではきっと・・・
オウ、コラ!
このチョンマゲおしゃれヒゲ野郎!
お前、なんぼのモンじゃい!
ナメてんじゃねーぞ! おおーん!?
そう思っているに違いありません。(笑)
そうこうしていると軍鶏そば到着。
非常にシンプルな見た目。
では、つゆから。
ズズズ、ず。
これといった特長は感じませんが、ちょうどよい塩加減。
続けて蕎麦。
ズズズずるずる。
二八蕎麦らしい柔らかな食感で、おまけに細めで食べやすい。
最後は軍鶏肉。
なんか小さいのがころんコロン。もうちょい入っててもバチは当たらないんじゃ・・・。
味は普通のかしわ肉とあまり変わらないような。
まぁ、私の◯カ舌ですからね。
しかし、蕎麦が多いな。大盛くらいの量がありそう。
蕎麦だけでしたが、結構お腹いっぱい。
しかし、軍鶏そば一杯に1,400円はなかなかのお値段。肝心の軍鶏肉は少ないし。
お味は優しいけど、懐にはあまり優しくないようです。
ごっつぁんでした。