きょうはどこへ行こうか

ばるすーでGO!

味処峠茶屋(福岡県田川郡大任町)

 休日のきょうの昼メシは、福岡県のほぼ中央部に位置する田川郡大任町(おおとうまち)にある和食店・峠茶屋です。
 以前、福岡のローカルTV番組でとある芸能人がこちらを訪れ、そのとき食べていた蕎麦がやたらとうまそうだったため一度行ってみたいと常々思っており、今回実現した次第。

店舗外観と入口



 ここ大任町は、有名なところではバイきんぐの小峠英二氏の出身地。また、ありがたくない最近のニュースとしては、町長が近隣の自治体首長と情報開示に関して互いに刑事告訴し合うなど、県内でも屈指のヤバめエリア。長居は無用、メシを食ったら早々に退散することにします。

店内



 店名のとおり、お店はカーブが連なる峠の途中にあり、駐車場に入るときはそのカーブを曲がってくる対向車に注意。開店直後にも関わらずすでに半分くらいのお客さんの入りで、なかなかの人気店のようです。
 本日は件の芸能人が食べていた鴨そばセットをチョイス、しばし待ちます。

メニューいろいろ



 お店のすぐ近くには桜街道と呼ばれる道の駅があるんですが、ここには昭和の終わりから平成の初めにかけて実施された国の「ふるさと創生事業」で全国の自治体に配られた1億円を使って造られた、通称1億円トイレがあります。当時は結構話題になったと記憶していますが、今ではとても考えられないお金の配り方と使い方です。

鴨そば。非常にデカい



 そうこうしていると鴨そばセット到着って、蕎麦でかっ! 
 これはもう蕎麦の域をはるかに超越しています。もはや鍋ものです。よかった、大盛にしなくて。
 では、さっそく。

スメは熱々



 まずはスメをば。

 ず、ず、ずずず。

 熱っつ! クッソ熱い!

 スメの味は、角がない優しいもの。

 続いて蕎麦。

柔らかめの仕上がりの蕎麦



 ズ、ズル、ずるず。

 気持ち太めで柔らかく、普通にうまい。

具材いろいろ



 具材は、主役の鴨肉もいいですが白菜、ゴボウ、えのきがさらに鍋料理感を高めてくれます。というか、普通にもう鴨鍋です。
 大きなかしわおにぎりと茶碗蒸しまで付いて十分に満足。器が土鍋のおかげで最後まで冷めることなく熱々のままいただきました。

かなり満腹。大盛はお勧めしない



 さて帰るかと外に出たところ、どこかの年長者クラブと思われる団体のバスがやってきていました。店内のお客さんもどちらかといえば年齢層が高めに感じましたが、やはり年配の人たちに人気のようです。

 ごっつぁんでした。