きょうはどこへ行こうか

ばるすーでGO!

本気の焼うどん専門店 きつね(北九州市小倉北区)

 本日のお昼は、福岡県北九州市の小倉が発祥とされる焼きうどんです。
 その小倉の焼うどんの元祖とされるのは、以前お邪魔したこちら。


barusu-z.hatenablog.com



 本日伺うのは、本気の焼うどん専門店きつねという屋号の焼うどん店。なんかいろいろと脚色度合いが高いお名前ですが、それ以前にうどん店できつねというのがすでに紛らわしい。ぱっと見、きつねうどんの専門店と見紛うばかりです。
 場所は、JR小倉駅の南口からすぐのところ。店内は細長いレイアウトで、カウンター席が10席程度、奥にはテーブル席が一つか二つあるようですが、よく分かりません。 

本気の焼うどん専門店。どんだけ〜



 さて、メニューを見ると数種類の焼うどんがありますが、やはりここは天まど(大盛)をいっとくしかないでしょう(天まどとは、焼うどんの真ん中に生卵を落としたもので、天窓から見上げた月のように見えることからつけられた名称)。ちなみに、元祖であるだるま堂でも扱われている名称の焼うどんです。

大盛+227円は結構なお値段 



 待っている間、キョロキョロと周りを見渡すと、カウンター席の目の前の壁面には何やらウンチクが踊っています。

 要約すると、
▶︎ 焼うどんの発祥の地である小倉で愛される最高の焼うどんをつくるため、同じく福岡で人気の焼きそば専門店・バソキ屋との共同開発で誕生したお店。
▶︎ バソキ屋特製ソースを使って仕上げる絶品焼うどん。
▶︎ ご当地グルメである焼うどんを盛り上げ、地元に愛される最高の焼うどんを提供するため本気で取り組む。
 ということのようです。

 そして、店先にはデカデカと「焼うどんの一番を目指します」の看板。

 その心意気やいかほどのものか、さっそくいただいてみましょう。 

長々と言葉が続く



 ジュージューと焼き音をたてながら焼うどんが登場。


 おおぅ!


 確かに大盛を頼んだとはいえ、これはなかなかの盛り。想像していた大盛の1.5倍はあります。ちょうど同じ頃合いに運ばれてきたお隣の人が普通盛だったようですが、横目でチラリと見るとそれがすでに当方が想像していた大盛のレベル。

マジでか 



 やべェ……、こんだけの量、食えるのか?

 とはいえ、注文した以上、ちゃんとすべてたいらげるのが頼んだ者の務め。

 うっしゃ、やったるで!

 いただきます。

平打ち麺。あまり焼うどんらしくない



 ズルズルズルズルズルズルズル、ずるるるるるるるるー。



 アレ?


 味があまりしない?

 これ、焼うどんですよね?

 ソースの味付けのはずが、ソースの味があまりしないんだけど。

 私の舌がおかしくなったのかな?

 まぁ、それは置いといても量が半端ない。

 頑張って食べねば。 

割った生卵は、熱であっという間に炒り卵状態に



 ずんズルずんズルズルズルずー、ずずずのズー。

 はぁはぁ、まだ半分もいってない……。

 よっしゃ! もう一回!


 ズルズルずんズルー。

きつね特製追いソース。ぜひかけてみてくださいとな



 よし、ここで卓上にあるきつね特製追いソースだ! おすすめと書いてあるぞ!


 どばばばばー。💦


 おや? 


 あまり味が変わらない?

 つーか、酸味が増して余計食べるのがしんどくなったような……。
 


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 悪戦苦闘の末、やっと完遂しました。

具材にキャベツはほしいところ


 
 麺にしろソースにしろ、過去に食べてきた焼うどんとはまったく違うものでした。麺は平打ち麺で、具材もモヤシと少量のネギと豚肉のみ。普通ならキャベツくらいは入っていそうですが、それもない。
 あとからホームページを見ると、店内の看板にもあったとおり、こちらの焼うどんはバソキ屋と共同開発したもので、そのバソキ屋は日田焼きそば大分県日田市の名物)をリスペクトしたお店のようです。日田焼きそばは、モヤシがメーンの具材ですからなるほどとは思いましたが、悲しいかな私自身、日田焼きそばが好みではなかったのでした。今回のチョイスは、完全に私のミステイクです。

 多くは語りません。

 ごっつぁんでした。