きょうはどこへ行こうか

ばるすーでGO!

小倉名物 東洋軒小倉店(北九州市小倉北区)

 きょうの午前中は、職場の女性とともに外回りの仕事。無事目的を果たし、さて職場に戻ろうかと時計を見るとちょうど正午になる頃合いです。うーむ、ならばお昼はここからほど近い人気のラーメンを食べたくなるのがラーメン野郎の性。とんこつに難色を示す同行の女性をうまいこと説き伏せ、目的のラーメン店へと車を走らせます。

小倉名物・東洋軒。赤い看板がひときわ目立つ



 店舗近くにバー式の有料駐車場を発見。ゲートに進もうとする我らの前には先客が一台。その車が進入し、さぁ我らもと車を発券機へと進めたところ、ガチャリと機械が嫌な音を立て、まさかの「空車」表示が「満車」へ切り替わるとともに、ただいま満車ですの乾いた音声案内! いやいやこんなことある? と二人でボヤきながら、安全確認しつつ車をバック。やむなく少し離れた駐車場へ移動します。

(左)誰のサイン? (左)なぜかお冷のピッチャーにフタがない



 そんなこんなで本日突撃するのは、北九州市小倉北区の黄金という街にある東洋軒。ここは、2021年6月に惜しまれながらも閉店した北九州の人気店で、この味を絶やしてはいけないと常連客だった方がクラウドファウンディングを活用して復活したということです。
 かつての店主はいないということなので、味は厳密にいえばオリジナルとは異なるのかもしれませんが、私自身はもう思い出せないくらい昔に一度だけ食べたことがあるのみ。東洋軒といえば、今年の初めに直方市というところにある同じ屋号の系列店でいただいたことがありますが、さてここはどんな感じか。

 

barusu-z.hatenablog.com

 


 お店は、赤を基調としたド派手な構えです。入口専用と表示された扉を開けるとすぐに券売機。腹具合と相談しワンタンメン大盛をチョイスするも、まさかの1,100円。結構高いなぁと心の中でつぶやきます。
 店内のテーブルや椅子も赤基調。カウンター席が6席程度に4〜6人掛けテーブルが四つ。お客さんも多く、店内の撮影は控えました。

ワンタンメン大盛



 店内は、外観と同じくテーブルもイスも赤で統一されており、昔ながらのラーメン屋の出立ち。しかしながら、店員さんの格好は黒Tに胸には白抜き文字でデカデカと「TOYOKEN」とイマドキな雰囲気。ここは白基調のイニシエファッションでキメてほしかったところ。
 

↓  これがラーメン店主の正装だっ

https://ec.orisuta.co.jp/upload_product/00000001752/CA-114_color_1080.jpg

https://www.e-cross.jp/blog_select.php?id=116


↓  ラーメンの鬼・故佐野実氏も愛用

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/04/12/jpeg/G20140412007957820_view.jpg

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/04/12/kiji/K20140412007957650.html


 しばらく待っているとワンタンメン大盛がご登場。
 
 では、いただきます。

トロリとしたスープ。店舗曰く「こっさり」(こってりだけどあっさりという意)スープなんだとか



 まずはスープをば。

 ずず、ずず、ず。

 第一印象は、色は薄いが意外にとろり。塩分は普通。味に尖ったところはない。これは私が好きなイニシエ豚骨*1のカテゴリーです。元来、東洋軒自体がそういうお店だったのでしょう。

またピンボケの悪い癖が発動(謝)



 お次は麺。

 見た目からして中太麺。どれどれ。

 ずるずるズルのずるー。

 極細麺は苦手な私ですが、さりとてこれはやや太過ぎ。まぁその分、食べ応えがあります。味もいいです。ワンタンとチャーシューは特筆すべき印象はありませんでした。

ワンタン&チャーシュー



 食べ終えての感想は、悪くはないんだけどそこまでの好印象もないといったところ。
 ちなみに、同行した女性にはとことん合わなかったようで食事中もずっと無言、眼を座らせ一点凝視のままただひたすらにラーメンをすすり続けていました……。無理に付き合わせてしまって、ごめんなさい。

 ごっつぁんでした。

 

 

 

 

*1:白い料理人服、店主が無愛想、創業40年以上という三種の神器を持つラーメン店が提供する豚骨ラーメン。角がとれた奥深い味であることが多い。麺の硬さは聞いてこない。まれにイマドキ豚骨店がこの白装束スタイルを取り入れ、偽装していることがあるので注意が必要