本日は、いつものように直球のラーメンではなく変化球で勝負です。やってきたのはこちら、長崎ちゃんぽんのお店。名前はなんの捻りもなくそのまま、長崎亭。福岡県内に5店舗を構えます。お店のルーツはよく分かりませんが、なんでもすでに創業45年を超えるそう。なかなかの老舗です。
メニューにはラーメンもありますが、冒頭で触れたとおり、ちゃんぽん店なのでここはやはり長崎ちゃんぽん一択。大盛といきたいところですが、少し控えて普通盛にしておきます。
店内はカウンター席を始め、かなりの数のテーブル席があります。午後2時を過ぎていますが、一人また一人とお客さんの足が絶えません。なかなかの人気ぶりです。
ふと見ると、長崎の方言を書き記した暖簾が。8割方何を言っているやら分かりません。そういえばジジイやババア、いや年寄り、もとい年長者が使うガチのネイティヴ博多弁は、私ですら理解が及ばないフレーズが結構ありますからね。
そんなことを考えながら、しばしちゃんぽんを待ちます。
待ちます。
待ちます。
もしやオーダー漏れか? と心配していると、やってきました長崎ちゃんぽん。
では、いただきます。
どれ、まずはスープから。
豚骨ベースですが、いわゆる白濁したものではなく薄い茶褐色。
ズズーずのず。
お、このタイプは懐かしい。その昔、家で食べていたちゃんぽんがこんな感じのスープでした。
お次は麺。
見るからに太麺。
これも昔ながらのちゃんぽん麺そのもの。
ズズーのズルずるズー。
うむ、うまい。野菜も適度な歯応えで、これまたうまい。大手チェーン店の味は安定していますが、それとはまた違う手作りの風味です。
きょうは普通盛をいただきましたが、十分満足できる量でした。大盛だとちょっとしんどかったかも。
ごっつぁんでした。