きょうはどこへ行こうか

ばるすーでGO!

糸島の牡蠣小屋をハシゴ(福岡県糸島市)

 今回は福岡県の西部に位置する海辺の町、糸島市へとやってまいりました。目的はただひとつ、この辺りの名物である牡蠣を爆食するためであります。
 ここ糸島は牡蠣の水揚げ地として有名で、毎年シーズンである概ね11月から3月くらいまでの間、多くの牡蠣小屋がオープンしています。いくつかエリアがありますが、今回はそのうちのひとつである船越漁港エリアの牡蠣小屋を、ツレとともに野郎2人して攻めます。

 せっかくの海辺の風景だが、天候は今ひとつ



 訪問したのは2月下旬の休日。11時前に到着したものの、すでに駐車場は7〜8割の入り。ナンバーを見ると圧倒的に福岡ナンバーですが、中には熊本を始め九州他県の方もちらほら。
 ここでは7軒くらいの牡蠣小屋がありますが、牡蠣をメーンに提供している以上どこも似たり寄ったりで決め手に欠けます。しかし、見てみると行列店と閑散店があり、なにが原因なのかよく分かりません。
 わざわざ並ぶのもアレなんでツレがGoogleマップで情報を調べたところ、得点が高いにもかかわらずすぐに入店できるこちらの豊漁丸に決定。ずずいと中へ。

マイクロバブルなる技術によりオゾンと紫外線がうんたらかんたら



 牡蠣は焼いているとパーンと勢いよく汁を吐き出すため、汚損防止のための黄色いナイロンジャンパーを着用して着席。まずは牡蠣1キロ(1,200円也)とホタテ、そして私用に生ビールをオーダー。ツレが終始運転してくれるので、私は大量飲酒の予感。

 どーんと牡蠣1キロ



 あっという間に牡蠣到着。さっそく網の上にオン!
 牡蠣の焼き方ですが、初めに平たい方を下にして2〜3分ほど焼き、あとはひっくり返してふたがパカリと開くまで待ちます。中には気合いが入った牡蠣もおり、焼けているにもかかわらず意地でも開かない強情なやつもいますので焼き過ぎに注意。まぁ、ふたの隙間からグツグツと煮えたぎる汁が見え出したら、だいたい焼けている証拠です。

 ホタテはあっという間に根をあげパカリ



 ひととおり食べたところでほかに何かないかとメニューを見ますが、これといったものが見当たりません。どうしようかと2人相談し、せっかくだから店を変えようと早々に退散。今度はサイドメニューが充実しているお店を当たります。

上下左右、至るところから飛び出す社長。等身大パネルまで



 一番端っこにヤバめのヘアースタイルをした社長らしき人物を前面に押し出したキッツいピンク色のド派手な看板のお店を発見。サイドメニュー数No. 1とハッキリ謳ってあります。行列もないし、それじゃあと2軒目はこちらに決定。
 今度はピンク色のジャンパーを着用。牡蠣1キロ(こちらは1,100円也)、ホタテ好きのツレはまたホタテ。私はさらにアルコールを投入。

(右上)カニグラタンになかなか火が通らなかった。なぜ?



 焼き牡蠣初体験のツレは、思っていたよりうまいとなかなか気に入った様子。わざわざ来た甲斐があるというものです。カキフライ(こちらは私が初体験)、カニグラタンなどをたいらげ、さらなるアルコールを注入。満腹になったところで終了のホイッスルです。
 よく食べたとはいえ、ほとんど牡蠣しか食べていませんのであまり腹持ちはしないかも。

 ごっつぁんでした。

 糸島の海岸線。きょうはあいにくの天候だが、映えスポットとして若者に大人気




※   今回ご紹介した牡蠣小屋へ公共交通機関で訪れる場合、最寄駅はJR筑肥線筑前前原駅。駅の北口から、昭和バスという会社の路線バス(「船越線」という路線に乗車)あり。ただし、往路復路共に本数が少ないので、ダイヤを調べてからの利用が鉄則。

transfer.navitime.biz