日出生台演習場を後にした我々が次に向かったのは、今度こそ湯布院の温泉。ではなく、道中のやまなみハイウェイ上にあるここ狭霧台展望所であります。
ここは何十年も前から変わりませんね。そんなことを知っている私の年齢もバレバレ。今も昔も変わらない美しい景色をぼんやり眺めていると、思い出したくもない若かりし頃のほろ苦い記憶も鮮明に蘇ってくるというものです。
眼前には遠く湯布院の街並み、振り向けば雄大な由布岳と美しい緑の山肌が広がります。こんな景色は、やはり大分県や熊本県など中九州あたりまでやってこないと目にすることはできません。
さて、温泉に向かう前に粗相のないようそろそろ用足しをしておくかと男子トイレの前まで行くと、なんと! 故障により使用禁止とあるではないですか!
なんだよ、もう。こっちは暴発寸前なんだよ!
いくら愚痴ったところでトイレは使えないので、売店で家族へのご機嫌とりのためのお土産(ご当地ポテチ2袋)を買い込み、いそいそと次なる目的地である温泉へと向かいます。