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ホテルソラージュ大分・日出(大分県速見郡日出町)

 本日は、温泉県とも呼ばれるほど全国でも屈指の温泉地を数多く有する、大分県速見郡日出町にあるホテルソラージュ大分・日出へと一泊でやってまいりました。1月にしては暖かく、雲ひとつない晴天で申し分ありません。

 ホール正面に2023年迎春飾り



 こちらへは、日帰り入浴では結構な頻度でお邪魔していますが、新型コロナだなんだで宿泊は本当に久しぶりです。暇さえあればネットで空き状況をチェックしつつも、このところずっと週末は満室で半ばあきらめていましたが、運よく空きがあり予約した次第です。

 部屋からの眺望。本館の部屋は、多少の角度違いで同じ眺めが楽しめる



 チェックインは予定どおりの午後3時ちょい過ぎ。時間が早いせいか、ほかのお客さんの姿はほとんど見られません。スムーズにチェックインを済ませ、アサインされた部屋へ。こちらのお宿は、全室オーシャンビュー(ただし、中庭に面した眺望の別館がありますので、ご予約の際はご注意を。その分、お安いのですが)。

 地下一階の吹き向けホール


 部屋の大きな窓からは、波穏やかな別府湾を眼前に望みます。本当に素晴らしい景色です。この景色を楽しむために来ているといっても過言ではありません。
 別府湾を望むお宿は別府市内にもありますが、こと眺望に限ればこちらのお宿に軍配が上がります。その大きな理由のひとつに、潮の干潮が織りなす浜辺の表情の移り変わりがあります。満ち潮の時は普通の浜辺の風景ですが、いったん引き潮になると、かくも美しい干潟の表情を見せてくれるのです。このような変化に富んだ海岸線に建つホテルは、他に見たことはありません。

 夕暮れの露天風呂。男女入れ替わりでもう一つの露天は岩風呂


 立地的に夕暮れどきの海岸線は太陽を背にした順光の光、そして朝焼けどきは水平線から登る朝陽を正面に見ることになります。天候に恵まれれば、朝夕ともに素晴らしい景色を堪能することができます。この眺望は部屋からだけでなく、露天風呂からも同じものを楽しめます。お湯は少し茶色がかったナトリウム泉。惜しむらくは、露天風呂のサイズが現状の2倍あればと思うところ。
 この雄大な景色を前に、脚を大きく開き腰に手を当てマッパのまま大海原を望む男の絵ヅラ…といきたいところですが、逮捕案件なのでそれはムリ。

朝焼けの別府湾。遠くに大分市の工業地帯の灯りが見える 



 1989年、公設の保養施設として開館したこのホテルは、年数も経ったとはいえ改修の手も入り、清潔に保たれています。いわゆる高級ホテルではありませんが、コスパもよくお気に入りのお宿です。ぜひまたお邪魔したいと思います。