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大江戸温泉物語別府清風(大分県別府市)

 最近は、なかなか泊まりで出かけることもなかった日々でしたが、今回は大好きな別府温泉へと宿泊でやってまいりました。日曜日泊の月曜日帰りの日程です。
 別府温泉は、「別府八湯」と呼ばれる八つの温泉エリアからなっており、今回のお宿はそのうちの別府温泉と呼ばれるエリアにあります。一帯は古くからの温泉宿が林立する北浜地区というところで、すぐそばには別府タワーがどどんと鎮座しています。
 眼前は別府湾で、多くのお宿が海岸線に張り付くように建てられており、部屋からはこの美しい眺望を眺めることができます。反対の山側へと目をやると、鶴見岳や扇山、ラクテンチなどを眺めることができます。

 (左)別府清風外観 (中)ようきちょくれたなぁ♨️ (右)北浜地区のホテル群



 こちら大江戸温泉物語別府清風は、数年前に大江戸温泉グループとしてリニューアルされたようで、建物自体はかなりの年数が経っていますが、そこかしこに手が入れられています。ただ、部屋の中の至るところに傷みや古さが見えることは、残念ながら隠しきれません。私自身は、そういうところはまったく気にならない性分なのでいいのですが、気になる人は気になるレベルです。

(左)フロント、 (右)売店



 1階のフロントで受付を済ませると、ロビーにある浴衣置場で館内で使う浴衣を選びます。サイズ・柄ともに結構いろいろあります。また、歯ブラシなどのアメニティもここで選んで部屋へと向かいます。
 今回のお部屋は本館海側の一室。そうそう、別府に来たらこの景色でなくちゃ。やっぱり別府湾の眺めはいい! 右にお猿で有名な高崎山と少し離れて大分市の臨海工業地帯、左に遠く国東半島の入口でもある日出町を見渡します。正面は、天気がよければ四国まで目にすることができます。

(左)部屋からの眺望  (右)高崎山 



 温泉宿に来れば、何はなくともまずは風呂です。私、一泊なら最低でも6回は入浴しますんでね。風呂は、本館3階の大浴場(内湯)と中館7階の露天風呂の2箇所です。泉質は、3つの源泉を合わせたものとありましたが、詳細は覚えていません。悪しからず! ただ、これといった特徴はない湯でした。

 大浴場はなかなかの広さ。内湯とはいえ、海側が全面大きなガラス窓になっており、開放感があります。ガラスの下半分に特殊な透明フィルムが貼ってあり、外からは見えないとのこと。(残念!)

本館3階の大浴場。見晴らしGOOD! 



 屋上露天の方は、景色はいいのですがいかんせん狭い。大浴場の1/3くらいの感覚です。知らないおっさん同士6〜7人も入れば、気まずい距離感でいっぱいです。どちらの風呂も、湯船と洗い場が別々になっているのはいいですね。

 露天から別府湾を望む。遠くにヨット



 さて、風呂から上がればお待ちかねの晩ごはん。本館12階でバイキング料理です。さすがに多くのお客さんがいるため撮影はやめておきましたので、写真はありません。もっとも、私の料理の取り方・食べ方の汚さには定評がありますので、写真はなくて正解です。

 食事のスタート時間は、17時30分と19時30分のツーシフトのみで、それ以外の時間帯は選べません。これは少し不便。
 肝心の料理ですが、正直言って可もなく不可もなくといったところ。品数自体はまずまずありますが、なんというか、食べたいと思えるものがあまりないという印象です。味も特筆すべきものはありませんでした。子連れのマダムたちは、ブルーシールアイスに突撃していました。

 翌朝の朝食も同じ会場でバイキング。こちらも前日の夕食同様の感想です。バイキング料理にどこまでのクオリティを求めるかというのもあると思いますが、もうちょい頑張ってほしいところです。

 本館12階にある食事会場



 今回の一泊ですが、お値段は素晴らしく安い! お一人およそ9,000円ちょいです。これなら文句はありません。ただ、今回はいつも利用するお宿が軒並み満室で、こちらに空きがあったのでお邪魔したのですが、また積極的に利用したいかといわれるとビミョーっす。

 夜明けの別府湾