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大分方面日帰りドライブ その⑥ 奥宿・無相荘(大分県由布市)

 いよいよやってまいりました本日のメーンイベントのひとつ。疲れ切った心と身体を癒したい、そんな儚い夢と希望を持ったオヤジのお出かけには絶対に外せないお楽しみ「温泉」です。
 本日はこちら、奥宿・無相荘へとお邪魔します。ここは初めてなので、どんなお風呂と景色なのか非常に楽しみです。

道路脇にある入口のどでかい看板

 

 お風呂と思しき建物の受付らしきところにやってきましたが、人の姿が見えません。「すいませーん」と何度か声をかけていると、反対側のお宿の建物からスーツを着た男性がやってきました。聞けば入浴の受付はお宿の方でやっているとのこと。なにぶん初めてなもので、不慣れですみません。このまま代金をいただきますよと言われ、お代(1,000円なり)を払っていざお風呂へ。

お風呂はこちらの建物内

 

 下駄箱を見ると靴がおひとつ。どなたか先客がいらっしゃるようです。さほど大きくはない脱衣所でいそいそと服を脱ぎ、ダルダルの肉体を披露しながら(いったい誰に?)、いざ行かん珠玉の露天風呂へ!

目の前には山々の緑が広がります

 

 タオル片手に前も隠さず、豪傑を気取りながら引き戸をガラリと開け、意気揚々と露天風呂への第一歩を踏み出します。

 「ほぅ、これがこちらの露天ぶ………ンがっ!」。

 あろうことか濡れた木製の床でつるりと足を滑らせ、声にならない声を発したその刹那、マッパのまま齢○○にして自分でも信じ難いほどのアクロバチックな回避運動を取り、すんでのところで後頭部強打の危機を脱して事なきを得ました。危うく明日の朝刊をでかでかと飾り、大いに職場をザワつかせるところでした。以前にも別の温泉でまったく同じことをしでかしたオヤジ’’あるある’’です。こんなところで命を落としたら、シャレにもなりません。

ちょっと向きを変えて見える景色。美しい緑が目に突き刺さります

 

 気を取り直して湯船を見やると、大きく四角い1段目と細長い造りの2段目がある棚湯になっています。別府・杉乃井ホテルのそれとは規模がまったく異なりますが。ほかに一人用の釜風呂が二つほど。
 大きなお風呂ではありませんが、なんとも景色が素晴らしい。お湯も暖かいものとぬるめのものが湯船で分けてあるので、それぞれ入り比べることができます。
 先客の方はほどなくあがっていき、その後ほかのお客さんが来ることはありませんでした。1時間ほど誰に気兼ねすることもなくゆっくりと湯に浸かることができ、本当にのんびりと過ごしていました。

超濃厚ソフトクリームは買っていません


 お客さんが少なくていい! と言っては語弊がありますが、実にゆるりとした時間を過ごさせていただきました。是非またお邪魔したいです(自分たちが帰路につく午後3時過ぎには、今夜お泊まりになるであろう人たちが続々と車でお見えになっていました。お宿の人気ぶりが伺えます。きっとこの時間帯からお風呂に入る方も増えるのでしょう)。

 たっぷり温泉を堪能したこの後は、本日の最終目的地・大分県別府市にある大人気寿司店へと車を走らせます。

 

 

 大分方面日帰りドライブ その⑦へ続く