大分県由布市に現存する県内最古の洋風建築。こちらは、明治27年に病院として建築されたものだそうです。建物内は、有料ですが見学することができます。今でこそ湯布院の町はずれの閑散としたエリアになっていますが、当時は街道筋の栄えたところだったのではないかと推察します。
本館、病棟ともに木造二階建て、中には当時の診察台やレントゲン機器など、今では決して見ることができないものが展示されています。また、当時の鉄道時刻表も壁に貼られたまま残されており、目を見張ります。
昔の建物は、どれも階段が異常なほど急勾配ですね。二階部分を見学の際はどうかご注意を。
本館と離れの間には小さな人工のせせらぎまで造ってあり、ちょっとした遊び心と癒しへの配慮が伺えます。
入館料は大人300円。建物内には管理人さんがいらっしゃり、とてもご親切にしていただきました。本当にありがとうございました。
今度は知人を連れて、ぜひ再訪させていただきたいと思います。
(内部の撮影はご自由にとのことでした)