きょうはどこへ行こうか

ばるすーでGO!

ちゃんぽん亭コシキ 今泉本店(福岡市中央区)

 本日の昼メシは、九州一の繁華街である天神から少し歩いたお洒落エリア・今泉というところにあるちゃんぽん亭コシキ今泉本店へとやってまいりました。
 なんでこんなところに? と言いたくなるような住宅街の中で、お店自体もマンションの1階部分にあり、知らなければ通り過ぎてしまいそうなほど外観上も分かりにくいところです。

パッと見、ちゃんぽん屋さんがあるとは気付きにくい



 店内は、板張りの床やちゃんぽん店らしくない造りのカウンターなど、元々は別の飲食業だったのではないかと思われる雰囲気。キャパは、カウンター4席と二分割可能な4人掛けテーブルが四つ。来店時はちょうど運良くお客さんの入れ替わりのタイミングだったようで、待つことなく入店。
 メニューは、ちゃんぽんのほか皿うどんソース焼きそばなどありますが、本日はちゃんぽんをチョイス。しばし待ちます。

メニューには、こちらのちゃんぽんは世界一優しいとある。マジ?



 待っている間、エアコンの効きがイマイチなのか単に私が汗っかきなのか(実は訪問は2023年9月)、なかなか滝汗が止まりません。奥の厨房からは、ちゃんぽん用の野菜を炒めるジュウジュウという音が聞こえてきて、この音が余計に汗を助長します。
 ひー、もうたまらんと思っているところにちゃんぽん到着。

ちゃんぽん



 では、気を取り直していただきます。
 まずはスープ。

 ずずずいのずい。

とんこつベースのスープ。濃さは普通



 う、かなり熱め。
 豚骨ベースのスープで、少しばかり塩分も強め。

 お次は麺。一般的なちゃんぽん麺

九州らしい太めのちゃんぽん麺



 ズズズずるずるずるるのズ。

 味も硬さも、ちゃんぽんらしい太めの麺です。

残った野菜を最後まで喰らう



 野菜などの具材は小さめにカットされており食べやすい反面、食べごたえや箸での掴みやすさがスポイルされている気も。

スープ飲み過ぎ



 Googleマップでの評価は4.6と図抜けており、それゆえ期待値もかなり高かったのですが、これがかえってよくなかったか拍子抜けしたというのが本音。
 普通にうまいちゃんぽんではありますが、もう一度足を運ぶかと言われれば残念ながら...。

 ごっつぁんでした。



永遠(北九州市小倉北区)

 本日は、北九州市小倉北区の西小倉エリアにあるコーヒーと定食の店・永遠(とわ)へとやってきました。リバーウォークと呼ばれる大型商業施設のすぐそばに位置し、お店の横に面した通りは江戸時代に整備された長崎街道の跡です

レトロな外観の店舗


 
 お店自体の歴史はよく分かりませんが、建物はかなりの年季もの。
 今でこそ小倉の繁華街はここよりだいぶ東側にありますが、もともとはこの辺りが街の中心地だったはず。現在の西小倉駅が旧小倉駅でしたし、役所や小倉玉屋という老舗百貨店もこの界隈にありました。小倉城も近いですしね。

ご飯大盛は無料でOK



 ちょうどお昼時でしたが幸いにも空席があり、するりと入店。
 メニューをひととおり眺めて、チキンカツカレーを注文します。ご飯は大盛まで無料とありちょっと心がザワつきましたが、体重が増えつつある昨今。ここはグッと我慢です。

小ぢんまりとした店内



 店内は古めかしく、昭和な雰囲気。カウンター4席に4人がけテーブル二つ、2人がけテーブルが二つ。どの席も現在の基準で考えると少々小さく狭い印象です。
 コーヒーと定食の店と銘打ってありますが、ちょうどお昼時の今は食事のお客さんばかりの模様。
 そうこうしていると、やってきましたチキンカツカレー。

チキンカツカレー(並盛) 



 ほほう、うまそうな見た目です。しかも、これで並盛とは。
 では、いただきます。
 
 まずはチキンカツから。

チキンカツ 



 バババのバリ。

 ちょいと衣が厚めです。
 口の中が痛くなるやつです。
 もう少し薄くならないものか。

 続けてカレーをば。

カレー 



 バクぱくバク。

 粘度のある濃口のルーです。
 辛味はスパイス系というより塩分系、すなわち塩辛さを強く感じます。
 カレールーでここまでしょっぱいと思うのは初めて。
 お冷は必須です。

ボリュームは文句なし 



 並盛でしたのでご飯の量は普通でしたが、それに比してルーの量は十分過ぎるほどでした。このへんはサービス満点。

 ごっつぁんでした。



らあめん坊主(福岡市中央区)

 あいにくの雨模様の中、本日のばるすーの福岡ラーメン紀行は、繁華街・天神地区の北側に位置するらあめん坊主です。とぼけたようなよく分からない屋号のお店ですが、Googleマップで見たラーメンのビジュアルはなかなかのイニシエ豚骨*1具合。これは味も期待できるに違いないと勝手に妄想を膨らませ、悪天候もなんのその、電車ですっ飛んでまいりました。

ラーメン店らしからぬ外観



 福岡市営地下鉄天神駅で降り、徒歩にて向かいます。途中、傘がなくても平気なレベルまで雨足も弱まり、10分少々で到着。お店は木造の壁にトタン屋根のほったて小屋風。なんともクラシカルな造りです。

 券売機を見ると、なんとらあめん450円!

 安っ! 
 
 安さにつられ、つい一番高い煮卵のりらあめん600円をチョイス。食券を渡すと麺の硬さを聞かれたので、普通とコール。しばし待ちます。

地味な色使いの店内



 店内は、カウンター6席くらいに4人がけテーブルがひとつの小さなもの。休日お昼過ぎの訪問ですが、先客はお一人のみ。
 すると、その先客さんが替玉を注文。「カタで!」って、またかい。カタって言いたいだけちゃうんかい。憤怒に震えていると、それを鎮めるかのようにラーメン到着。

見た目いい感じよ



 おお、このスープはいけるんじゃないか?

 では、さっそく。

粘度もよさげなスープ



 ず、ず、ずず、ずずず。

 うまい!

 これはいい。

 わずかにニンニクを感じ、味が強い気がしないでもないがイケるのは確か。

 お次は麺。

アレ? なんか極細系のやつ?



 ズルず、ズルず、ズズズのず。

 

 あちゃー、これか。

 苦手な極細のソーメンタイプか。

 あぁ、もったいない。
 せっかくのうまいスープも、この極細麺でラーメン全体の味がボヤけた印象に。まぁ、店主がこの麺を選んでいるのですから、素人はこれ以上言うことはなし。

チャーシュー、玉子は至って普通



 具材はチャーシューは小さなものが二つ、二つに割られた硬めの卵がひとつ、海苔が4枚、キクラゲ少々。

 極細麺に意気消沈していると、後からやってきた私より年配と思しき男性が「ラーメン、バリカタ!」と言い放ちます。

 おいおい、いい歳こいてバリカタかい!
 そうやってイキるの、いい加減卒業したら? とイライラMAXに! 
 いや、人のことは放っときゃいいんですけど(笑)

 スープがかなりうまいだけに返す返す残念なラーメンでした。

 ごっつぁんでした。



*1:ここに脚注を書きます