ばるすーの福岡ラーメン紀行。今回は2023年12月にオープンしたという新しいお店、純粋とんこつ博多喜喜(きき)キャナルシティ前店へとやってまいりました。なんともまぁ長い屋号。純粋とんこつというのも、なんのこっちゃよう分かりません。
キャナルシティというのは、1990年代に造られた巨大な複合商業施設。複数のホテルをはじめ多数の店舗が入居しており、テナントを入れ替えながら今なお福岡では根強い人気を誇るスポットです。
お店はそのキャナルシティの道路を隔てた向かい。真っ白い暖簾も提灯もまだまだ綺麗なまま。11時の開店と同時に入店です。
店内は当方のみ。券売機でチケットを購入...といきたいところですが、アレ? お札が入らないんだけど。なんで?
あーでもない、こーでもない。
しばらく悪戦苦闘するも一向に入る気配がないため、やむなく店員さんにヘルプ。
すると、先にお金を入れるのではなく、注文ボタンを押した上で最後に入金するとのこと。
そんな機械あんのかい! まぁいい。
ラーメンは黒、赤、白と3種類あり、ここは一番人気とある黒の煮玉子入りをチョイス。麺の硬さと辛味油の量を聞かれたのでどちらも普通。しばし待ちます。
店内は狭く、カウンター5席と小さな半円テーブルに4席のみ。待っている間にも一組また一組とお客さんがやってきます。
そうこうしていると、ラーメン登場。
いただきましょう。
まずはスープから。
まずは黒い辛味油を溶かさずにずずず、ずずず、ズズズのず。
なかなかうまい。
変にギトギトしておらず、これはいい。
辛味油を混ぜて飲んでみると、さほどの辛さは感じず。
続いて麺。
ずずる、ずるずる、ずずずー。
むう、細い。
極細一歩手前。
個人的にはギリ許容範囲とはいえ、ストライクゾーンからは外れています。これはイマイチ。
チャーシューは至って普通、煮玉子は結構濃い味が付いています。
途中からはコショウを入れ調整。やっぱり辛味油よりもコショウの方が味が締まります。
なかなかうまいスープでしたが、ネックは細過ぎる麺。北九州ではほとんど見かけませんが、福岡ではこのタイプの麺が幅をきかせているようで残念。
ごっつぁんでした。