きょうはどこへ行こうか

ばるすーでGO!

住吉神社(福岡市博多区)

 今回お邪魔したのは、筑前國一之宮・住吉神社。歴史は古くおよそ1,800以上前から存在し、全国に2,129ある住吉神社の中で最初の神社といわれているそうです。その中でも、大阪、下関と福岡の三つが日本三大住吉と呼ばれているとのこと。
 場所は、JR博多駅からゆっくり歩いて15分といったところ。
 さすがに歴史あるだけあって、文献を読めばもう舌を噛みそうなご高名な神様が次から次へとご登場されますので、詳しくは下のリンクの公式ホームページをご覧ください。

 こちらは西門。博多駅側からは遠くなる



 数日後に正月を控えた本日は、大きな鳥居が迫力の西門からいざ参らん。
 幅広の表参道を歩き、神門へと進みます。左右に茂る大きな樹木が、ここが福岡市のど真ん中であることを忘れさせます。

神門 


 
 手水鉢で清めたのち、神門をくぐって本殿へと向かいます。
 チャリンとお賽銭を入れ、二礼二拍して一礼。正面に作法が書いてあるのがありがたや。

本殿。現在のものは1623年に黒田長政公が建立したもの




 本殿右手に古代力士像。

 こんな人、北斗の拳にいませんでした?



 お参りを済ませ、本殿横からぐるりと回って南門へと向かいます。
 木々の間を抜け唐門へ。これは江戸時代のもので、市指定文化財だそう。

 唐門。苔が美しい



 新年間近の南門には、縁起物のえびす様のでっかい熊手が。
 初詣の人出はすごいことになるんだろうな。

 南門



住吉神社  境内マップ

 

 

https://www.nihondaiichisumiyoshigu.jp/map/#area20

 

 

 公式ホームページ

www.nihondaiichisumiyoshigu.jp

 

 

 

大砲ラーメン(福岡市中央区)

 皆様、本年も当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。
 新春第一発目のネタは、半ばラーメンブログと化している当ブログですから、やはりラーメンネタをぶっ込んでいきたいと思います。正月らしくなくてすみません!
 なお、記事は昨年末に執筆したものです。
 

 年の瀬も押し迫る中、今回はこちら久留米発祥として有名な大砲ラーメン天神今泉店へとやってまいりました。結構前に一度お邪魔したことがありますが、味の記憶はまったく残っていないため、初見のつもりでいただきます。

 国体道路という名の大通りのすぐ横に店舗あり



 時間は午後2時を少し回っていますが、外に5〜6人の行列。中にも列が見えます(入店して分かったことですが、コロナ対策のためカウンター席を一つ飛ばしで案内していた模様。お店も大変ですね)。 
 やっとこさ入店し、券売機で昔ラーメンなる品(普通盛850円)を購入。麺の硬さを聞かれたため、当然「普通」を選択、しばし待ちます。
 店員さんは黒T(背中にでっかく縦書きで「ラーメン侍」との白抜き文字が! ナンダソレ?)に黒バンダナ。私の中で不穏な予感がきょうもスロットルオン!



 ↓  ラーメン侍とはコレだ!

ja.wikipedia.org

 

 

オリジナルマークの入った器群 



 待っている間、他のお客さんの新規注文や替玉の麺の硬さオーダーが嫌でも耳に入ってきます。これが聞いていると何気にすごいことに。

 カタ、カタ、カタ、カタ、バリカタ、カタ、カタ、バリカタ、カタ、カタ、カタ、バリカタ、カタ、カタとまぁこんな具合。

 もうみんなカタメンの呪いか魔法か、あるいは集団催眠にでもかかっているのではないかと疑いたくなるレベル。(カタメン6、バリカタ3、普通1未満、ヤワ皆無の印象)

 ここまで「普通」の需要がないんじゃ、もはや「普通」が普通じゃありません。



 もう普通なんて選択肢いらなくね



 ギリギリと悔しさに唇を噛み締めながらラーメンを待っていると、私の対面席の40歳前後と思しき男性がなんと「普通」を注文! 私以外で初めて聞く「普通」! おお同志よ、スゲーうれしい! あまりのうれしさにその男性の横にツカツカと歩み寄り、思わずガッチリ肩を組むところでした。



 ※ 麺の硬さに関する大砲ラーメン社長の見解はこちら↓

www.hotpepper.jp


 

 妄想はそれくらいにして、さぁやってまいりました昔ラーメン。
 どのへんが昔なのかよくわかりません。
 ネギ、チャーシュー2枚、海苔、たまご、シナチク、揚玉のラインナップです。

 どんぶり周囲のなるとマークが昔風なのか? スープの表面が泡あわアワawa



 では、いただきます。


 ズルズルズーのずーるずるー。


 …………



 えっと、普通です……。  あ、麺の硬さじゃなくてラーメンが。


 特にクセのない普通のとんこつラーメンです。
 先日いただいた同じ久留米発祥のラーメンである清陽軒で感じた甘ったるさはありません。なくていいけど。

 スープは、写真ではコッテリに見えますが実際にはそうでもなく、ギトギトコテコテが苦手な私でも大丈夫なくらい。
 麺は、細〜中太で旨味もあります。

 アレ? でも、味の記憶が残りそうにないな。
 なんでだ?
 ああ、刺さるものがないからか。

 昔ラーメンという商品名だったけど、昔というよりどちらかといえばこりゃイマドキ豚骨*1かな。いや、それともまた違うか。

 麺リフトまたも惨敗

 


 最近、個人が一つの店舗でやっているお店とチェーン化してたくさんの系列店舗で商品を提供しているお店とでは、こうも受ける味の印象が違うものかと思うようになりました。
 企画・管理され、どの店舗であっても味にブレがないというのは素晴らしいことですが、その一方で「ここでなければ食べられない味」ではなくなり、その結果、そのラーメンが元来持っていたはずの個性や特徴が薄れていくものなのか? と感じています。(なお、大砲ラーメンのスープは工場生産ではなく、店舗ごとに仕込んでいるとのこと)

券売機制のためかテーブル周りにメインメニューが見当たらず 

 


 お店を出てすぐの角を曲がれば、こんなディープな雰囲気のレトロなビルがあります。大通りから一本脇に入っただけでもう別世界。これが天神界隈のおもしろいところ。あ、別に危険はありませんよ。

 壁面に居並ぶエアコン室外機が壮観。
当ビル2階に入っているショップのジーンズがブログ主お気に入り

 

 

 

*1:黒T、バンダナ、腕組みの三種の神器を持つラーメン店が提供する豚骨ラーメン。脂多めで強目の味であることが多い。麺の硬さを聞いてくるのが特徴

年の瀬に思うこと

 いつも拙い本ブログをご覧いただき、本当にありがとうございます。 

 今年は、本ブログを書きはじめ新たな楽しみを見つけるとともに、ブログを通じてたくさんの方々と出会うことができました。

 実生活では4月、職場に新たに若い2人を迎え入れ、しんどい仕事に日々立ち向かう彼らの頑張りに目を見張りながら、元気と力をもらっています。
 12月には、やはり職場の仲間が2人同時に来春からのそれぞれの昇進が決まり、彼らにとってうれしい年末年始になることでしょう。

 私個人は、7月に父が永眠いたしました。
 葬儀のときはただただ慌ただしく時間が過ぎるばかりでしたが、年の瀬のいま、こうして心穏やかに振り返ればさまざまな思いが胸に去来します。
 私がこの世に生まれてからずっとそこにいることが当たり前で、私の良き理解者であった父。その父を失ったことは、私の人生にとってとても大きな出来事でした。

 そんな2022年も、間もなく終えようとしています。
 実生活、そしてブログで出会った皆様との出会いに感謝し、来たる新年がすべての方にとってより良い一年でありますよう、心より祈念いたします。


 本年もお世話になりました


 来年も、どうぞよろしくお願いいたします

荒波と日の出の写真

https://www.pakutaso.com/20160801223post-8654.html