本日の旅のメーンイベントその2にして、大トリを飾るのはこちら。
大分県別府市で超絶大人気のお寿司屋さん「亀正くるくる寿司」へとやってまいりました。
さすがは国内有数の温泉王国・別府市。あたりを見渡せば、そこかしこで白い湯けむりがもうもうと立ち昇っています。何とも風情のある素敵な風景です。
お店にお邪魔するのは数年ぶり。前を通るたびに行きたい気持ちはあるものの、あまりの待ち人の多さについつい来店を躊躇していました。
きょうは、最初からここへ行くことを目的に友人とやってきたため、少々待つことは覚悟の上、意を決して向かいます。昼食時間帯に行くのはいくら何でも自殺行為が過ぎるので、昼食と夕食の間隙を縫って午後3時から4時の間に突撃です。
到着したのは土曜日の午後3時30分。この時間帯にもかかわらず結構な人数がお待ちです。幸い駐車場は2台分の空きが見えます。到着するや否やすぐさま助手席の私が車を飛び降り、店内の予約帳に鬼ダッシュです。
記入した時点で私たちの順番は20番目。いやいや、休日とはいえ午後3時半ですよ? どんだけ人気なんすか。
店内の注意書きを見ると、10組で20〜30分待ちとあります。ということは、おおよそ50分程度は待つ計算。ええ、待ちましょう、きょうはそのつもりで遠路はるばる来たんですからね。
車内で男二人、無言でスマホを各々いじりながらだらだらと時間を過ごし、途中私はお隣のオートバックスでプチお買い物をし、気が付けば時計は4時20分を指しています。もうそろそろかしらと車を降り、入り口付近で待っていると「2名でお待ちの◯◯さま〜」と待望のアナウンス。
「はーい!」と元気に手をあげ、店内にGOです。待ち時間、予測どおりドンピシャ!
カウンター席に二人並びで案内され、座るや否や二人とも待ちきれずにすぐさま目の前のタッチパネルでポチポチと注文します。
あれ? そういえば以前は紙に注文を書いて店員さんに渡していたな? つーか、目の前の回転レーン回ってなくね?
はい、亀正くるくる寿司は、くるくるしていませんでした。あまりのお客さんの多さに、くるくるするのをやめたようです。
それはさておき、さぁ注文した品がやってまいりました。
ウヒョー! パクリ! むしゃむしゃ。
ウニ、ウマー!
ウナギ、ネタデカー!
……って、うーん…、あれ?
いや、おいしいんですけど…。えっと、こんなんだったっけか?
私の思い出補正も多分にあると思いますが、なんか自分の記憶とはちょっと違うような?
これはですね、おいしいことに違いはないんです。
それは変わらないと思います。
ただ以前に比べ、食べるまでにあまりに待たざるを得ない今の状況が味のハードルを上げ過ぎてしまい、「あんだけ待ったのにこれか?」と私の心のブラックなやつがそう耳元で囁いているのです。
現に一緒に行った初来店の友人が、「おいしかったっす!」と無邪気にコメントしていたのを聞き、改めてそう思った次第です。
代金は、それぞれ一人3,000円弱でお腹いっぱい。
これにて、本日の日帰り旅はすべて終了です。
あとは安全運転で地元へ帰ります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
大分日帰り旅編も無事終わり、また地元探訪を続けて参ります。
ぜってぇ観てくれよな!