きょうはどこへ行こうか

ばるすーでGO!

今津駅(大分県中津市)

 日豊本線は、福岡県北九州市にある小倉駅から大分、延岡、宮崎を経由して鹿児島駅までの462キロを結ぶ九州の東側を走る路線。福岡県在住ながらこの路線はほとんど利用したことがなく、私の記憶では下曽根駅(福岡県内)までしか乗車したことがありません。

昭和12年築の木造駅舎



 今回はいつもの温泉の帰り道、クルマを使い、今なお木造駅舎が残る大分県中津市の今津駅へとやってきました。今津駅は、1897年(明治30年)に初代駅舎が造られ、その後1937年(昭和12年)に現駅舎に建て替えられました。

誰もいないがらんとしたホーム



 現在は単式ホーム2面2線。かつての2番線と思われる路盤はレールが撤去され、かなりの年月が経過しているようです。
 ホーム基礎部分の最下層は赤レンガが積まれており、明治期の構築物であることが見て取れます。

錆びついた支柱レール(写真上)。お隣の天津は私の母が戦時中に疎開していたところ



 屋根を支える木造の支柱は、この時代の駅舎によく見られるもの。一部にはレール(ドイツ製のものだそう)が使われています。

駅前に残るかつての商店(写真左下)。木造駅舎と保管庫(写真右下)



 2015年(平成27年)から地元中津市が請け負う簡易委託駅で、訪問時は初老の男性が清掃をしていらっしゃる最中。写真を撮ってよいかお尋ねしたところ、とても気さくに応じてくださいました。
 しばらく男性と談笑し、この場を後に。

 ありがとうございました。




アシス魚町店(北九州市小倉北区)

 本日は朝からずっと小雨模様。気分も滅入りそうなこんな日の昼メシは、辛さで舌もシビレまくるカレーしかあるまい!? とばかりにやってまいりましたのは、北九州市小倉北区にある本格インド料理のお店アシス魚町店です。

店舗外観



 聞けばこちらは外国人スタッフばかりで、出てくるカレーもガチで本場の味とのこと。もっとも、本場のカレーを食ったことがないので何が正解なのかさっぱり分かりませんが。

入口は階段上がった2階



 お店は小倉の繁華街にあるビルの2階。中へ入ると結構広々。人気店ゆえお昼時は座れないかと心配しましたが、運良く空きがあり着席。
 メニューを見ると、かなりのバリエーションです。あれこれ見ていても決まりそうにないので、1番目についたブラックカレーなるもののランチセットをチョイス。辛さは中辛(3辛)からとのことでそれ。ライスではなくナンを選びます。これが人生2度目のナンなり! 

メニューと店内風景



 外国人スタッフに無事オーダーを伝え、しばし待ちます。
 周りのお客さんを見ると、まさに老若男女。幅広い年齢層に人気があるよう。店内の装飾品もインドのそれっぽく、人型の象(ヒンドゥー教の神ガネーシャ?)やトラ? に乗っかった仏様などが並びます。

いかにもインドな調度品。しかしなぜか宇佐神宮



 さして待つことなくカレーセットが登場。

 えーっと、まずひとこと言っていいですか。
 
 ナン、超デカっ!

 全長30センチ以上は優にあります。キャッチャーミットをさらにもうひと回りデカくした感じ。しかも、これがおかわり自由だってんですからなんと豪気な。

ブラックカレーランチ



 そしてメーンのカレーにサラダ、パーパルとかいう豆から作られたおせんべい、別料金で頼んだタンドリーチキンが勢揃いです。

 では、まずはパーパル。何も付けずにひとくち。

初めて食べたパーパル



 お、軽い塩味が付いておりこのままでもいける。カレーをつけてパリパリ。カレーそのものの味もいい。

 お次はナン。

ナンうまい



 指でちぎってパクリ。わずかに感じる甘い風味。これもうまい。
 ナンってほとんど食べたことないけど、パンとピザ生地の中間みたいですね。カレーと一緒にいただいても当然うまい。

ドレッシング、イケる



 サラダはこれまたドレッシングの味がいい。辛くなった口の中をサッパリさせてくれます。

 続けて、真っ赤っかなタンドリーチキン。

ヤバイくらい赤いんですけど



 見た目の色味ほど辛くはなく、普通にいただけます。

 大トリはカレー。

このカレーのうまいこと。私は中辛(3辛)で十分



 具材はチキンとポテト。これもうまい。初めのうちはそんなに辛いと思わなかったんですが、食べ進めるうちに徐々に汗が吹き出し、最後は滝汗状態に。冬場でこれですから、夏の来店は完全に無理。
 しかし、きょうは食べたもの全部うまかった。まさかカレーでここまで感動するとは。是非また来たいと思います。

 ごっつぁんでした。




長浜屋台 一心亭 本店(福岡市中央区)

 ばるすーの福岡ラーメン紀行、今回お邪魔するのは一心亭本店です。
 市内にいくつかの支店があるようですが、それらも含めて今回が初訪問。Googleマップの口コミではスープが薄いのなんのとのコメントも見かけましたが、さてどんなものやら。

店舗はビルの一階部分



 道中、福岡での大人気ラーメン店shinshin本店の前を通りましたが、歩道にずらりとおよそ100人くらいの行列。すごい人気ぶりですが、そうまでして並んで食べる意味があるのか甚だ疑問....。 
 
 さて、天神駅から徒歩10分弱ほどでお店に到着。
 ちょうど正午ですが、こちらは行列など一切なし。まぁ、これが普通でしょう。

これでもかとメニューがずらり



 店内に入るとお客さんの入りは6〜7割といったところ。
 メニューをながめ、本日はおにぎり2個とギョウザが付いたBセットをチョイス。しばし待ちます。

いろいろと「」が目に突き刺さる店内



 店内は広々としており、カウンター席よりもテーブル席の方がはるかに多め。ラーメン店にしては珍しく、おでんコーナーもあります。

 ひと足先におにぎり到着。ほどなくしてラーメン登場。

いかにも長浜ラーメンといった出で立ち



 具材は小さめのチャーシュー3枚とネギのみと、むちゃくちゃシンプル。

 では、まずはスープから。

結構オイリーなスープ



 ず、ず、ずずず。

 すごく一般的な長浜系のスープ。奇をてらうことのないストレートな味です。ただ、あまりにストレート過ぎて面白みがないというか、味にひねりや深みが感じられない気も。

 続いて麺。

適度な細麺



 ずずる、ずるずる、ずるるのず。

 適度な細麺。普通で頼んだ硬さもよし。

チャーシュー



 チャーシューは脂身のないあっさりしたもの。脂ギッシュなやつよりこのくらいの方が好みです。

 長浜ラーメンのど真ん中をいくような味で、決して薄いわけでもなんでもないのですが、ギトギトコッテコテのラーメンが好きな人には物足りないのかもしれません。

おにぎりは一個当たりがデカい



 それはさておき、どうしても気になることがひとつ。

 入店してから聞こえてくる他のお客さんの硬さオーダーが、替玉含めてバリカタ5割、カタ4割。ちなみに普通は私だけ。

 なんというバリカタ率の高さ!

 カタだのバリカタだの言ってるみんな、一度でもこの店で「普通」食べたことあんのかい? その上でのカタやバリカタなんかい?

 「普通」がド真ん中のはずなのに、その「普通」が一番人気ないって一体なんなの?

 どう考えてもおかしくね?
 
 「普通」がお店自慢のスタンダードでしょ? なんでそれ食わねーの?

 誰かこの現象を合理的に説明できる人いるの?(笑)

 もうね、ここまで「普通」の需要がないんなら、カタもしくはバリカタ以外廃止していいと思うよ! チクショウめ(ヤケクソ)

 あまりの怒りに途中から味が分からなくなりました! 
 いや、それは冗談ですけど(笑)

 ごっつぁんでした。