本日は職場の同僚Kとともに、北九州市小倉北区の繁華街にあるラーメン店、石田一龍おがた家へやってまいりました。石田一龍とは、ここ北九州市で現在人気ナンバーワンとも言われるラーメン店で、本店は同じく北九州市小倉南区石田というところにあります。本店はかなり前に一度だけ行ったことがありますが、ほとんど印象に残っておらず、今回が初見のようなもの。北九州ナンバーワンの実力やいかに。
場所は、北九州一の繁華街である小倉北区の魚町商店街の一角。階段を昇って二階にある店舗へずずいと。あまりラーメン屋さんらしくない感じで、元は飲み屋さんだったのではないかと思われる内装です。
ラーメンは、濃厚ラーメンと少しライトな屋台ラーメン、そしてつけ麺の三本柱で、私もKも濃厚ラーメンをチョイス。麺の硬さを聞かれたので、私は当然のように「普通」。ところが、Kは私を煽るかのようにイキって「カタ!」とコール。カウンター席に座り、しばし待ちます。
店内はカウンター席とテーブル席が三つだったかな。お昼時ですがさほど混雑しておらず、空席もちらほら。
待っている間、Kになんでカタをオーダーするのか詰めます。
K曰く、昔は麺の硬さを聞かれることはなかったが、あるころから聞かれることが多くなってきた。わざわざ聞かれると、なんだか「普通」以外のオーダーをしなければいけないような気がしていた。
そのうち、麺の硬さを聞かれたほとんどの人が「カタ!」と言っていることに気付き、なんかカッコイイ! 自分もそう言いたい、いや言わねばならないと思うようになったとのこと。
それが繰り返されるとあとはもう条件反射で、「硬さを聞かれる=カタ!」に昇華、もはやパブロフの犬状態に。
そうこうしているとラーメン到着。見た目は特にどうということはありません。
ではさっそくスープから。
ズズズ、ずずずず、ず。
まぁ、濃いっちゃ濃いんですが、そこまでギトギトでもないかな。
しかし、なにかが足りないというか、パンチがないというか。どうにもピンときません。
続けて麺。
ズズズー、ズズー、ズー。
極細とまではいきませんが、かなり細い麺。
普通で頼んだ割には、やや柔め。細めのせいか、食べ応えは今ひとつ。
カタで頼んだKは、ちょっと芯が残っていてイマイチだと言います。それみたことか。
ここでKが替玉。
今度は「やわ」をオーダー。食べ比べをしてみるとのこと。
食後、食べ比べた感想をKに尋ねてみると、やわの方が麺自体の旨味を感じられ、こちらの方がいいと思ったとのこと。
まぁ、これを機会に無条件に何でもかんでもカタを注文するおかしさに気づいてほしいものです。大きなお世話か(笑)
ごっつぁんでした。