今日のお昼は、北九州市小倉北区にある蕎麦屋さん、東京庵です。場所はJR西小倉駅から徒歩で10分もかからない程度。ネットの評判を見ると、蕎麦屋さんではありますがカツ丼がとても人気で、味はガッツリ濃い目というコメントも。ほほぅ、成人病まっしぐらのこのおっさんの琴線に触れるイカすフレーズです。ならば、ここは一番人気のカツ丼といきましょう。
店内は4人掛けや6人掛けのテーブル席が合わせて四つ、よく見えませんが奥には小上がりもあるよう。お昼時ですが、タイミングがよかったのか空席もちらほら。
元はカウンターだったであろうところは、コップや付け合わせの漬物などが所狭しと占領しています。
私が着座したのは6人掛けのテーブルでしたが、あれよあれよという間に相席になり、真ん中を残して両サイドが埋まりました。
本日は、評判の良さげなカツ丼と半かけ(蕎麦)セットを注文。待っている間、店内を見回すと壁や柱の傷、天井のくたびれ具合など、そこかしこに歴史を感じます。はっきりとは分かりませんが、どうも昭和30年代くらいの創業の模様。
しばらく待っているとカツ丼が先に到着。スタンダードな出で立ちです。
では、さっそく。
アレ?
濃い目の味付けというコメントを結構見たと思いますが、ホントにそう? いや、至って普通です。むしろやや甘めといってもいい感じ。カツは、おっさんが二口で食べられるくらいの大きさ。脂身は少なめ。
かつ丼を半分くらい平らげたところで、遅れて小さなかけ蕎麦到着。味噌汁椀よりもひとまわり大きめといったサイズ。
ズルズーズ。
うお、結構蕎麦つゆの塩気が強めです。きょうは小さめサイズだからいいけど。途中から卓上の天カスを投入し、味変してからゴール。
接客は、ご年配のご夫婦と思しきお二人でさばいておられました。他のお客さんの注文のことですが、同じ商品で提供順の後先を間違えてしまっていたようで、いったんお客さんに配膳した品をあわてて引き上げ、そのまま別のお客さんに回していました。双方平気なようでしたから事なきを得ましたが、コロナも収束に向かっているとはいえ気にする人はとことん気にするでしょうからね。
ごっつぁんでした。