さて、本日は九州における幹線道路の大動脈ともいうべき、国道3号線を走っています。ここを走れば寄りたくなるのが、本日お邪魔する英ちゃんうどんです。私が幼少のころからすでに営業していた老舗うどん店で、外で食べるうどんといえばココというくらいよく連れて行ってもらったお店です。最盛期は3店舗を運営していましたが、現在は同じ国道3号線沿いに2店舗を営業中。
当時と今と味が変わったかどうかは正直なところよくわかりませんが、人気は相変わらずのよう。休日のお昼時ともなれば、入口にはいつもお客さんが列をなしています。
駐車場は広く、昔から長距離トラックドライバー御用達。もともとは24時間営業だったのですが、コロナ禍以降、現在は一般的な時間営業に変更しています。
到着したのは土曜日のお昼12時ちょっと前。にもかかわらず、上記写真のとおり待ち人はなくするりと店内へ。これはラッキーです。入ってすぐの券売機で、肉うどんにごぼう天とわかめをトッピング。いなりも一皿いっときます。
店内は、カウンター数席とテーブル席が多数。正確に数えていませんが、結構なキャパです。
こちらのウリのひとつは、ネギ入れ放題のところ。ネギ好きにはたまりません。最近は、こんなサービスをしているお店自体が少ないと思います。
そうこうしていると、注文から3分とかからずクイックデリバリー。早っ。
では、さっそくいただきます。
ずるりズルズルずるるん。
うーむ、激やわな麺。
福岡うどんは麺が柔らかいといわれますが、その中でも最やわクラス。
しかし、うまい!
茹で麺を使っているようですが、これくらいでちょうどよいです。
そもそも、うどんに歯ごたえは求めません。
ごぼう天は、細いスティック状のごぼうが6本。
このスタイルのものは他では見たことがありません。
ただし、食べ応えとしては今ひとつ。
スメ(出汁のこと)は、強過ぎず弱過ぎずの程よい塩分でベストバランス。
これまたうまい。
続いて、いなり。
普通です。
極めて普通のいなりです。
普通においしい。それで十分であります。いなりに過度なドラマは求めません。
元来柔めの面ですが、食べ終えるころには時間の経過とともにさらにでろでろに。
だが、それもまたよし。
ひとしきり食べ終え、お店を出るころには入口は長蛇の列。
きょうは運が良かったようです。
久しぶりの訪問でしたが、うまかった。また来よう。
ごっつぁんでした。