福岡市の中心街・天神地区の古い建物を散策したあとは、少しばかり移動してこちら櫛田神社へとやってまりました。
川端商店街という大きな商店街の入口そばに位置し、境内には多くの人が訪れています。



福岡県以外にお住いの方でも、「博多祇園山笠」という祭りの名前は聞いたことがあるかもしれません。櫛田神社はこの祭りを執り行う神社で、祭りの歴史は古く、鎌倉時代の疫病退散を祈祷したことが始まりとされるとか。





博多祇園山笠には大きく二とおりのスタイルがあり、一つは舁き手(かきて)と呼ばれる人を乗せて実際に街中を疾走する舁き山(かきやま:高さおよそ3メートル)と、もう一つは動かすことのない高さおよそ15メートルの巨大な飾り山と呼ばれるもの。
もともと、舁き山も同じ15メートル級の大きなものだったそうですが、明治以降、電線が街中に張り巡らされ安全に走らせることができなくなったことから、現在の形へと変わっていったそうです。


私、福岡に生まれて50うん年、一度もこの祭りを見に行ったことがありません。地元民なんてそんなもんかもしれませんが。