本日の昼メシは、北九州市小倉北区のアーケード街の中にあるラーメン店・一平へとやってまいりました。創業は昭和32年とのことで、北九州でも最古クラスのお店。私自身は、もう覚えてもいないくらい以前にお邪魔したきりで、初見といって差し支えないレベルです。
すぐ近くにはニュー一平という屋号の系列店らしきお店もありますが、それはまた別の機会に。看板にはでかでかと、「味で勝負する」と豪気にうたっています。その心意気、拝見させていただきましょう。
メニューを見ると、ラーメンでだけでなくチャンポンやヤキソバ、中華丼もあります。当然ここはラーメン、お腹も減っているので餃子とめしが付いたBランチをチョイス。しばし待ちます。
店内は、カウンター席のみ10席程度。2階もあるようですが、キャパは不明。昭和の時代のラーメン店ではよく見られた、テレビ(ブラウン管ではなくデジタルですけど)とスポーツ新聞が懐かしくもあります。
おまけに、お冷やのグラスはワンカップ酒のそれ。あぁ、そういやこういうお店もあったよなぁ。
しばらく待っているとめし、餃子が到着。そしてラーメン。フルラインナップとなったところで写真をパチリ。
では、いただきます。
まずはラーメンのスープから。
ズズ、ズ、ズズー。
背脂が浮いておりギトギトかと思いましたが、そこまでありません。しかし、なんというか掴みどころのないはっきりしない味です。
続いて麺。
ずずるズルズル、ズルルのルー。
中太のしっかりとした麺。
これはいい。
これぞ昔ながらの九州とんこつラーメンの麺。イマドキのただただクッソ細い、流行りに乗っかっただけのチャラい極細麺とはわけが違います。
チャーシューは、残念ながら極小のやつが2枚となんとも寂しい限り。
そして、最後は餃子。
セットの餃子ですから5個くらいかと思っていたら、なんとフルサイズの10個入り。あまりの量にひーひー言いながら、なんとか完食。
これにめしまで付いて850円なら、コスパはグー。しかも、白飯がやけにうまかったのが印象的。いや、そこはラーメンやないんかーい!
つーことで、ごっつぁんでした。