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マフラーは時代とともに その②

 私が使ってきた車用パーツや用品をご紹介するシリーズ第3弾。
 今回は、前回からの続きマフラーその②です。

 

barusu-z.hatenablog.com

 

 


第3期 5ZIGEN BORDER 304SPEED

  部分ステンのタナベでしたが、やはり使っていくうちにだんだんとくたびれていき、ただでさえ大きかった音もさらに大きくなってきました。んで、そろそろ買い換えるかと思い、次にチョイスしたのがこちら、ディジョンカーズ5次元ボーダー304スピードです。

https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqG7OcYFPlulsKEVJ8x9-sFDDsGs3IrEuDRw1AmtTH6RxKkp25l5dLhlOkayzGXGO2Dh_pfOLGz5GBNlxOiDhBplDszzCbZENTza-YgU3U-_hF9tKaqnubnO3oEJy9vBEkESY9zRgApURQh9peIsDboERfPUgs5W7UIaN03AjBYSvdSM_HzzGRpVhtuGea3oOnJ4QjDAEU9dFwdhpU-9-jQ5A=/f134149300.1.jpg?errorImage=false

            小さめのタイコが2箇所ある

 

https://yahoo.jp/bPm0R7

 

 今回も、ステンレス+スチールの混合品。出口部分だけがステンでした。こいつの特徴は、タイコがパイプ中央部分と出口部分の2箇所に設けられていることと、出口部がいわゆる砲弾型マフラーと呼ばれるルックスであること。2輪の集合管のサイレンサーによく似ています。ご覧のとおり、ノーマルや過去2社の製品とは、明らかに異なるスタイルでした。
 軽量で、車体に対して出口が斜めになっているのもイカしていました。音はそこまで大きなものではなく、出口には付属している消音バッフルを付けることができました。一番大事な排気効率云々は、本当のところ違いがよくわかりません。



第4期 TBS  マフラー 

 結構気に入っていた5ZIGENマフラー でしたが、あるときから車体の揺れに呼応するように後ろの方で異音が鳴り始めました。
 最初はなんの音かと首を傾げていましたが、もしやと下回りを見てみると、なんとマフラーを釣っているステー溶接部が錆びてマフラーに穴が開き、ブラブラと揺れている状態でした。
 しかし、スチール製のフランジや溶接部は錆がくるのが早いですね。高温と冷却にさらされる以上どうしても傷みやすいんでしょうが、ステン部分が大丈夫でもスチール部分がダメになって結局買い替えるハメに……。
 これはもうアカンと諦め、次なるマフラーを探すことに。そして昨年(令和3年)、チョイスしたのがこちら。TBSというショップさんが出しているオールステンのマフラーです。
 昭和、平成、令和と駆け抜け、ここにきてやっと待望のオールステン!

https://stat.ameba.jp/user_images/20190121/11/gej-blog/b9/6c/j/o2560192014342624808.jpg?caw=800

             マフラー は写真最上部のもの
 

https://ameblo.jp/gej-blog/entry-12434988034.html


 現在、私の車用のマフラーを販売している大手は、フジツボと5ZIGENくらいしかなく、選択肢がほとんどありません。だったらこれまで関わったことがないところのものにしようとこれを選びました。
 全体の形状はノーマルに近いもので、センターに若干小さめのタイコが構えており出口はシングル。最大の特徴は、メインパイプの太さが76φもあることです。通常、アフターパーツとしては60φが多かったので、そう考えるとかなりの太さ。
 こんなに太くて低速は大丈夫か? と思いましたが、装着して実走してみるとあらビックリ! むちゃくちゃ抜けが良く、明らかにこれまでと違いエンジンが軽く回ります。こんな感覚は初めてで「おぉ、マフラーでこんなに変わるのか!」と本気で感動しました。心配していた低中速もスカスカになるでもなく、とても気に入っています。これも消音バッフルを付けることが可能。現在も使用中です。

 

 いかがでしたでしょうか。
 カーコンポやステアリングと違って、マフラーは排気という機能に特化されたパーツだけに流行りすたりも少なく、時代だけでそこまで大きく変わるものではないのかもしれません。ただ、素材だけはスチールオンリーから、ステンレスとの混合、そしてオールステンと変わっていきました。今はチタンが最高なんでしょうね。
 今でも多くのメーカーからたくさんの商品が販売されているマフラーですが、私の車両用は近い将来絶滅するかもしれません。そのときは、お世話になっているショップさんにワンオフでつくってもらうしかありません。