きょうはどこへ行こうか

ばるすーでGO!

豊礼の湯(熊本県阿蘇郡小国町)

 本日は朝から一日有給を取り、向かうは熊本県の小国方面。立ち寄り湯のハシゴといきます。
 まずやってまいりましたのは、「豊礼の湯」です。この一帯は「はげの湯温泉」お呼ばれるエリアで、通常の温泉宿のほか立ち寄り湯をメーンに宿泊設備を併設しているところなどが林立しています。

受付(写真下段)と宿泊棟(写真右上)



 豊礼の湯は、立ち寄り湯と宿泊設備を備えるタイプ。温泉棟にはたくさんの家族湯が並んでいます。男女別露天大浴場をはじめ、檜家族露天風呂5室、岩家族露天風呂6室、岩家族風呂6室があり、今回は岩の露天風呂をチョイス。受付で500円玉に両替してもらい、温泉棟へと進みます。

家族露天風呂棟。扉横の白い箱にコインを入れると湯が出る



 温泉棟にずらりと入口が並んでおり、ど真ん中にある「牡丹」へ入室。と、その前に扉の横にある機械に500円玉を3枚投入。すると、室内の湯船にいきなりドバドバと新しい湯が注がれ始めます。入替式の湯でいつでも一番風呂状態です。

入金と同時にあふれ出る湯



 マッパに変身しているうちにも湯はどんどん溜まっていき、いつしか満タンに。
 では、かかり湯をしてザバーン って

目の前には涌蓋山(わいたさん)



 アッツっ!

 これはクッソ熱い。
 
 体感43℃かそれ以上。
 水道も備えてありますが、せっかくのガチ温泉を水で薄めるのもなんだかもったいないしなぁ。熱いのを我慢しながら、浸かったり上がったりを繰り返します。

コンパクトな浴室



 そのうち止まるだろうと思っていた湯は、なかなか止まる気配が見えません。湯口からドバドバとあふれ続けます。
 ここで堪らず水道全開。やむなく冷水を投入します。
 水を足しても湯も出続けていますから、なかなか適温になりません。

満タンになっても溢れ続ける湯



 そうこうしていると、開始からジャスト30分でようやく湯が停止。やれやれと思いながら、温度を調整して水道も停止。水音が止まり、やっと静寂が訪れます。
 遠くではホーホケキョと鳴く声。なんともいえない穏やかな時間が流れます。

休憩室(写真左上)の天井にはツバメちゃん、屋外の蒸し釜(写真下段)



 泉質はナトリウム-塩化物泉で、湯の色は乳白色。効能は美肌効果、きりきず、やけど、慢性皮膚病、冷え性疲労回復などなど。
 さて、そろそろ上がって次の目的地へと向かいます。

 温泉、ごっつぁんでした。