ばるすーの北九州ラーメン紀行、本日のターゲットは牛骨らぁ麺 麺やです。このお店は、つい数日前にいつものラー友Yから教えてもらったもので、まぁ一度行ってみるといいよといわれ、またもラー友Yに遅れをとってしまった自分を恨めしく思いながら、速攻クイックで訪れたところです。
場所は小倉北区の魚町銀天街にある地下の食堂街で、数件の食事処や一部パーマ屋さんも入居しています。
怪しげな階段を下るとその先の通路はクランク状になっており、しばらく進むと白い大きな暖簾を発見。おお、ここがそうかと店の中を覗くと空席が見えます。
よしと中に入ると、店主から「え?(まだ店内に入られては困るといった感じで)、あぁ……、まぁいいや…、そこどうぞ」と、にわかには信じがたいなんともぶっきらぼう過ぎる案内。客だなんだとふんぞり返るつもりは毛頭ありませんが、そもそも自身が営業する店にやってきた人に対して、先客の片付けがあるにせよ「まぁ、いいや」はね……。
確かにGoogleマップの評価でも店主が威圧的だの態度に難ありだのとありましたから、なるほどこういうことかとすぐさま納得。楽しい昼メシにやって来て嫌な思いをするのもアレなんで、入店して座ってしまった以上サッサと食べて退散しましょう。
本日は、メニュー表にあるテールらぁ麺とミニテールハヤシ(以前はカレーライスがあったようですが、現在のメニューにはなし)をチョイス。と思いきや、きょうのハヤシはテールではなくポークだがよいかとのこと。テールだろうがポークだろうが、私のバ○舌では味の違いが分かる由もないので構いません。
店内はカウンター席7席のみ。この地下街自体は相当に古いはずですが、店内は内装にも手が入れてあり、とてもきれいです。
しばらく待っているとまずはテールらぁ麺が登場。変わったデザインの器で、直径は小さめながら深い造り。牛骨らぁ麺なるものも初めてです。
では、いただきます。
具材は、キクラゲ、ネギ、そしてフレーク状の牛肉。
まずはスープから。
ずずずのず。
薄い茶褐色で、油はあっさりですが塩気は結構強い。
お次は麺。
ずるずるずー。
割と細麺で硬さもちょうどよし、味もいいです。量的には、単品では少し物足りないかも。
らぁ麺を食べ終わると、見計らったようにミニハヤシ登場。二品を同時に出すのではなく、ちゃんとタイミングを見ていたのでしょうね。ルーもご飯も丁寧に盛りつけられています。
では、バクリ。
お、うまいです。
カレーライスに比べ、ハヤシライスって人生でほとんど食べることはありませんがうまい。
ひとしきり食べ終え、味には満足。
途中、店内は私一人でらぁ麺を待っているとき(つまり7席中6席が空いている)、リーマン二人連れが来店しました。そのお二人は私と同じようにいったん店に入ったにもかかわらず、店主からお待ちくださいと言われ、2〜3分店外で待たされていました。席を端から埋めるために先客の器が残る2席を片付けていたようですが、反対側の端っこ2席は片付いてたんですから、店側のさばきの都合もあるんでしょうけど、店外に立たせて待たせるくらいならそちらに通せばよいものをと思いました。
お支払いのときの店主の対応は普通でしたし、一連の出来事もさすがに悪意からのはずもありませんが、一方で悪意はなくともそれらを不快に感じる人が一定数いるのもまた事実。もろもろ総合すると、もう一度足を運ぶことはありません。
ごっつぁんでした。