きょうはどこへ行こうか

ばるすーでGO!

久留米ラーメン清陽軒本店(福岡県久留米市)

 きょうは、野暮用があって朝から久留米市へと向かいます。久留米市は、福岡県では南に位置し、県南エリア第一の都市です。メジャーなところでは、松田聖子チェッカーズの出身地でもあります。

 お昼前に用は終了。そろそろ昼飯をとなれば、ここ久留米にきてラーメン以外の選択はないでしょう。さて、どのお店にするか。通りを走っていても、結構な数のラーメン屋さんが看板を掲げています。さすがは久留米。

 思い起こせば15年以上前のこと。同市出身の知人から、久留米でラーメンといえばひろせ食堂と沖食堂が王道ツートップ! と聞き、当時はるばる足を伸ばし両店舗のラーメンを食べたのでした。

 久留米ラーメンといえば、ギトギトコテコテを想像する方も少なくないかもしれませんが決してそんなことはなく、少なくとも久留米出身者が勧めるひろせ食堂と沖食堂のラーメンは普通においしくいただきました。
 残念ながら本日は日曜日、両店とも定休日のためお休み。ならばとスマホで調べると、大砲ラーメンや清陽軒と言う名前が人気店として出てきます。
 大砲ラーメンは博多にもありますし、それならここは清陽軒にしておくかということでこちらに決定。幸い今いるところからも近く、カーナビに目的地入力してさっそくGO!

赤い暖簾のラーメン店が多い中、濃紺の暖簾は新鮮 



 到着したのは午前11時30分過ぎ。中へ入ると待ち人はいません。すぐ入店かと思いきや、店員さん(赤Tにベースボールキャップ)が予約券をとってくださいとのこと。店内は、第一陣のお客さんで満員のようです。人気あるなぁ。

 発券機で券を取っておとなしく待つのみ



 写真をパチクリ取りながら待っていると、あれよあれよという間に人だかりが。タッチの差ですごい行列になりました。いや助かった。
 
 10分ほど待って店内へ。カウンター席に案内されます。
 店内は広く、随所に昭和なラーメン屋を意識した造りをしています。

 昭和27年創業とあったのでかなり期待していたのですが、私の思惑とは異なり、なんだかイマドキとんこつ*1な雰囲気がビンビン伝わってきます。嫌な予感しかしません。

 味のベースは屋台仕込みとすっぴんの二種類



 待ち時間のうちに決めていた屋台仕込みラーメン(味玉付き)と久留米焼飯のセットを注文。その際、店員さんから「麺の硬さは?」と聞かれ、嫌な予感は確信へと変わります。

 こりゃ、イマドキとんこつだな……。

 待っている間、両隣や正面のお客さんたちの注文に耳を傾けていると、男女を問わず圧倒的にバリカタやカタ麺をオーダーしています。私はもちろん普通をチョイス。

 (右)選べる麺の硬さは全部で5種類!
 なぜバリやわはないのか? それはニーズがないから



 そうこうしているうちにラーメン到着、続いて焼き飯も。
 目の前のラーメンを見ると、とてもきれいな仕上がり。しかし、どこかシステマティックに作られた感……。これだけのお客さんをさばかなければならないのですから、そうなるのは当たり前。

 ビジュアルはきれい。だが、しかし……



 では、さっそく一口。

 ズズズのズー。

 

 (以下、あくまで私見


 アレ? とんこつの味がしない……。

 においもしない……。なんで?


 いや、実際にはそんなことないのですが、それくらい「とんこつ」を感じないのです。そして、なぜだかわからないが甘ったるい。

 麺はツルツルしているものの、細くてソーメンのようで食べ応えがない……。

 麺自体に旨味を感じない……。


 食べ進めながら、ああそうか、と自分には刺さらない理由がなんとなくわかりました。
 すべてが整い過ぎていると。
 ガツンとこない、味に尖ったところがない、クセがない。

 焼飯うまし。量も十分



 続いて、焼飯をば。
 うまい。ややしっとり系ですが、味のバランスも好きです。


 私はちょいとばかり相性が合わなかったようですが、あれだけの数のお客さんが押し寄せるのですから、大人気なのは間違いありません。
 ごちそうさまでした!




 ところで、麺の硬さについて、久留米大砲ラーメンの社長がおもしろい話をしています。

www.hotpepper.jp

 

 

*1:黒T、バンダナ、腕組みの三種の神器を持つラーメン店が提供する豚骨ラーメン。脂多めで強目の味であることが多い。麺の硬さを聞いてくるのが特徴